環境保護のためなら、人をあやめても許される。
もっとも自分達とは民族・文化の違いも一神教の下では「差別」しても、自分達の「教え」
は絶対で、従うのが「人類」の全体的幸福とでもいいたげな「行動様式」を強める環境保護
団体という「似非環境」で禄を食む人々は、アピールするためには「過激行動」を展開し、そ
れによって寄付金を集める・・・。
その裏には「醜い」環境とは裏腹の「商売」が存在し、利権も蔓延る。
何より他国の文化やら差別される「家畜」という動物の存在は無視していては、何をかいわ
んやである。「人間が食べるために存在する家畜」と自然界にある動物・・・。
そのむなしさに目を向けることなく、今日も元気に「差別運動」にまい進する環境保護団体
に、怒りのイカヅチはいつ落ちるのだろうか・・・。
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反捕鯨団体「シー・シェパード」の抗議船が日本の調査捕鯨団の監視船、第2昭南丸と
衝突した事故を受け、英国の反捕鯨団体が15日、ロンドンの日本大使館前で、調査捕鯨に
反発して「恥を知れ日本」と叫ぶなど抗議活動を行った。
参加したのはシー・シェパードのトレーナーを着たメンバーら数十人。「捕鯨は犯罪」
などと書いた横断幕を掲げ、「恥を知れ日本。すぐに捕鯨をやめよ」などのスローガンを
繰り返し叫んだ。事故をめぐっては、第2昭南丸側を非難した。
同団体は大使館前を通る車に「鯨を愛しているならクラクションを鳴らして」と訴え、
一部の車がこれに応じた。また、新聞に1ページ広告を出し、シー・シェパードへの募金を
呼び掛けた。
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011501001078.html
水産庁は6日、南極海で同日午後1時頃、調査捕鯨船「第3勇新丸」と
反捕鯨団体シー・シェパードの抗議船「ボブ・バーカー(BB)号」が接触したと発表した。
第3勇新丸の乗組員にけがはないという。
同庁によると、BB号は同日未明から調査捕鯨船団に、レーザー光線を照射したり、
酪酸入りの瓶を投げつけたりと妨害を行っていた。
勇新丸は後方から接近してきたBB号を避けようとしたが、
左船尾がBB号の右舷と接触。これにより、勇新丸の鉄製の手すりが折れ曲がったという。
シー・シェパードのポール・ワトソン代表は
「日本側が故意に体当たりしてきて右舷に1メートルの傷ができた」と主張した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100206-OYT1T00859.htm?from=main1
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と「狂犬」がらみの記事を見るにつけ、「環境テロリスト」というジャンルも存在するを
認識する。そしてこの環境テロリストの姑息なところは、自分で仕掛けておいて歯向かう
姿勢を見せれば、被害者面して悪びれないところである。
自分に正義があり、それ以外は一切排除の「差別意識」を全く斟酌しない。
レイシストの本来持っている「無自覚鈍感」さが、遺憾なく発揮され「ウンコは自分がウンコ
であることを知らない」という人間的欠陥が浮き彫りになって来る。
そうしてその目的のためには、非人道的行為が無茶な論理で正当化され・・・。
破壊が目的の「ボンバー・マン」が環境保護をうたい、自分の性向の正当化を図る・・・。
で、これと良く似た破壊映像が撮りたいために、環境保護を旗印にした映画というもの
があった。
環境保護団体のテロとしてが出だしだが、目的は破壊映像のみの「破壊が快感」のみ
で、テロリストのキャラも完全な破壊者だけ・・・。
もっともそんな映画だから、配給会社も詐欺的ジャケットでごまかす「あざとい商業主義」
のみのものとなってくる。
投稿動画もなく、ただ単に「破壊」の映像が続き、環境問題はどこかに
いってしまい、最後の対決が土地開発の会社役員が集まるリゾート地の
ロープウェーでの対決・・・。
これもさっさロープウェーから叩き落せば目的完遂してしまうものを、争う
場面に強引に持ち込むあざとさが、スリルもなく描かれると、阻止した人間
がえらいとでもいいたげだが、リゾート開発が環境破壊だとすればさっさ破壊
して「皆殺し」にすれば、それまでの緻密な爆破が続くだけに、脚本のぐだぐた
さが結末を強引にまとめた印象が強くなる。
相当な頭脳を持ち、破壊に阻止が出来なかったのがラストは武力によるって
それまでの破壊は、やはり映像が撮りたい、いや壊して見たい欲望のまま
おいおいってな、カナダの映画らしいがあちらは「少しずれた感覚」の人しかい
ないのかそれとも幼い時から自然環境に慣らされ、破壊への憧れが強い・・・。
と、ストーリーはどうでも、この破壊に至る筋道は別にして、気の入った破壊と
スリルは金も気配りもそれなりになのだが・・・。
破壊へ向かうテロリストは狂気を持って・・・、という口実の「爆弾魔」と環境を
守るべき環境団体の長の阻止へ向けた・・・。
最終的には狂気を駆逐して、その環境保護を口にするくせに・・・。
似非さ加減が「ウザイ」、ただ破壊だけの映像が撮りたい人達の自己満足を
映画に仕立てた「恥も外聞もない」姿勢には、拍手である。
それを見ているこちらは、確かに批判しながらだから、ただの「馬鹿」かも・・・。
鯨を食料と考える人と、神とあがめる人達との言い争う姿に、当の鯨は
さて「なに思う」、牛は豚は羊は、カンガルーは・・・。
地球上でもっとも残酷な生き物は、人間である。
そこに至れば、生物を介した争いは「不毛」である。
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- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。