の合言葉がある。
もちろん商売上の「お題目」なのだが、この「いい商売」でついぞ口にすると「見識」
を疑われるが、傍目には「心眼」も分からずでも「開眼」と評して「啓示」の二文字が
踊ると、やおら持ち上げる人が出て「宗教ぽい」教えが・・・。
と、商売として見て取れば「新興宗教」は実入りはいいとなりそう・・・。
何かの宗教を信仰している人にとっては、不遜な「罰当たり」となりそうだが、一面
そういう側面も無きにしも非ずは、大概の人の同意するところだろう・・・。
で、その宗教もかの国では、なんともなものもあり、敵対するものでもあるのか、
以前の報道で下記のようなものがあった。
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兵庫県芦屋市や尼崎市など兵庫、大阪、京都の3府県のキリスト教系教会で、消火器
を投げつけられ、ガラス窓が割られるなどの被害が2年前から約30件相次いでいる
ことが16日、近畿2府4県などの約500教会が加盟する「近畿福音放送伝道協力
会」(大阪市天王寺区)の調査で分かった。被害の大半は早朝に集中し、手口も酷似
していることから兵庫県警などは同一犯による連続犯行の可能性もあるとみて器物損
壊容疑で調べている。
県警などによると、16日午前4時10分ごろ、尼崎市東七松町の「日本イエス・キ
リスト教団尼崎福音教会」で、ガラスが割れるような音を聞きつけた男性牧師(58)
がドアのガラスが割られているのを発見、近くには消火器1本が落ちていた。さらに、
芦屋、西宮、神戸の各市の4つの教会でも同日、消火器が投げ込まれ、窓ガラスが壊
される被害が見つかった。伊丹市でも9月に同様の事件が発生している。
また、近畿福音放送伝道協力会によると、平成19年秋から加盟教会の中だけで約3
0件の被害があるという。これまでの事件では、けが人はなく、内部を荒らされた形
跡もないが、関係者は教会が狙われる理由に「心当たりはない」としている。
ttp://www.sankei-kansai.com/2009/10/17/20091017-015799.php
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嫌がらせの類のものだろうが、神に仕える神聖なものであるなら「恐れ多い行為」を
している一団がいるとなり、それが地域社会に馴染んでいないを物語っているとも取
れる。

拾った画像物だが、こういった雰囲気ではなんか違和感がありそうで、違った意味で
近寄りがたい存在に見えてしまい・・・。
そして乱立する教会が、異様な感じになっている国では、絶対的価値観が「押し付け」
となって、以下のような言葉になってくる。
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「神」でない「人間」を「神」と見なして生きる日本人には真の意味の
宗教はありません。体面または教義だけ持つ宗教-神社参拝の後、直ちに
すぐそばにあるお寺に立ち寄って合掌して祈る日本人、クリスマスには
大きなパーティーする日本人!
そのため、日本人はどんな宗教も深く掘り下げません。したがって、
彼らはどのような特定の宗教にも執着しません。一つの宗教に対して
特別な拒否感も感じないようです。そのため避けられない弱点の一つは、
国民の道徳生活を後押しする力を求める方法がないことです。人が自分の
力だけで道徳的な人生を最後まで生きることはできません。
この国の宗教人、宗教指導者が大きく覚醒しなければならない時がきました。
太平洋の新しい時代の主役になる上で少しも遜色がない国民になるために、
韓国人を全世界で最も正直な国民になり、世界のどの国の国民よりも隣に
対する慈悲と愛が豊富な国民にならなければなりませんが、その責任が
宗教にあると確信します。
http://nukohiroba.blog32.fc2.com/blog-entry-1755.html
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変形していく「宗教」が良く現れている文章は、「独りよがり」の価値観
の押し付けとは感じないらしい「危険性」を孕んでいる・・・。
もっともそこから派生した下のような「教会」が、法を犯してなお教えを説い
ているでは、高尚な説法も「馬の耳に念仏」状態だろうに・・・。

あちらの人々の疾患に「火病」という特有のものがあり、それが精神的に文明が
進めば「自己嫌悪」の源となるから原始的信仰にすがるのは、必然ともとれるが
それを隠れ蓑にする行為も、なんとも・・・。
そして日本では「宗教法人」の特典は満載だし・・・、以前「ラブホテル」料金
がお布施という宗教法人も存在して、茶飲み話の「いい商売」に宗教がお勧め
というところへ行き着く・・・。
というものの考え方も当てはまりそうな、映画というものがあって・・・。

「千年王国」というものの理想が「宗教」を通して庶民に浸透していき・・・、
しかし危機を抱く既存の宗教は、弾圧に打ち込み「宗教戦争」と呼ばれる展開に
発展して行き・・・。
「キングフォーバーニング」 九十三年製作
十六世紀のヨーロッパでの「宗教改宗騒動記」的ファンタジィー映画。
もちろん実際に起こった「再洗礼派」というキリスト教の改宗で「王国」を夢見た
男の栄光と挫折・・・。
ドイツのテレビ・ムービーらしいが主人公は「流浪の大道芸人」で、この男の目を
通して、その友人が宗教的に教祖とあがめられ、そして野望が自らの身を滅ぼして
それでもなお「自分の理想」とした行動に、自らの信念のままに・・・。

最後は意地での身の決着なのだが、それまではまさに「詐欺師」のそれで、信望を
得て権力に上り詰めれば、もう独裁的な行動をしてしまう。
そしてこの流浪の大道芸人のアドバイスにも耳を貸さなくなる。
と、そこには女もついて、またこの女が前任者を見限ってと、ここでも身の軽さが
宗教という「商売」を貶してしまっている。
と、キリスト的素養がおありの人には、眉をひそめたくなる「捏造」と写るだろう
ことが、全編を通して「教祖的指導者」の胡散臭さを伝えている。

「千年王国の惨劇」
こういった御本もあり、王国を夢見た「成り上がり」者の末路と、それとともに
それを信じた人たちの哀れ・・・。
ずがる思いが、心眼を曇らせるとも取れる内容に、また一面、どこぞの馬の骨でも
「成り上がり」心服させれば教徒の数とともに、寄進する金の魅力が・・・。
と、この映画では再洗礼派という、当時での大ブームも詐欺師的男の虚言に振り回
される哀れな民衆、そしてそれらを大道芸人という「流浪の民」の目を通せば、どち
らも「救いない者達の抗争」と映る・・・。
そこらには宗教の持つ排他性が遺憾なく発揮され、それ以外は爪弾き・・・な、危険
な思考も垣間見える・・・。
で、少々カルト的側面をお持ちの宗教で思い出したのが、下のような動画。
干された芸人と噂される会社・・・。げに恐ろしいのは権力を握った独善的性格の人
の起こす行動とその性格だろう・・・。今の日本の政治世界もまた・・・。
「北野誠」
「バーニングラブ」
「バーニングラブ」
流浪の大道芸人が、一番まともな性格というもの、なんとも・・・。
権力にこびず、怯まず、人の道を行く、本来、人はそうありたいものである。
キング・フォー・バーニング [DVD]/クリストフ・ヴァルツ,マリオ・アドルフ,オットー・ククラ

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といったところで、本年最初のエントリーでした。
またのお越しを・・・。