いつものことながら、財源不足が露呈すると「煙草」の税金論議が巻き起こり、姑息な
言い訳として「健康云々」が常套句として大手を振ってまかり通るが、はたして政権が
「健康で長生き」を表向き表明しても、実際は適度な年齢で「人が死んでくれないと」
社会保障費は「うなぎのぼり」の財政圧迫があったりして・・・。
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愛煙家で知られる桜井正光経済同友会代表幹事は4日の定例会見で、政府が検討
しているたばこ税率の引き上げについて、「どうしても個人的な発想になるが、
ぼくは抵抗感がない。自分のたばこに対する考えと、家計的なことを考えると
チョイスがあるから。個人的にはいかようにもという考え」と述べ、容認する考えを示した。
そのうえで、増税後に禁煙するかについて「やめないね」と明言。「(禁煙しないで
済むような値段という意味で)1箱1万円にしてほしくない。税制は国際比較が
大事で、欧米ではは700円、850円だったりするので、600~700円は
いい線ではないでしょうか」と述べた。
ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091104/fnc0911041508022-n1.htm
たばこ増税、本格検討へ=「健康課税」に難題も-政府税調
11月6日21時19分配信 時事通信
「ぜひ思い切った税制措置を」。6日の税調会合で、長浜博行厚生労働副大臣はこう訴
たばこ税は1998年以降3回引き上げられたものの、健康目的の増税はない。昨年議論
峰崎直樹財務副大臣は「健康を考えれば増税は筋が通るが、税収を無視した議論も
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http://www.youtube.com/watch?v=iBELC_vxqhI
「サンキュー・フォー・スモーキング」 〇六年公開作
社会派ドラマといってしまえば、日本でも渦巻く「印象操作」やらと
同じ臭いが立ち込める「情報操作」に「ディベート」という言い負かし
に長けた人の「罪悪」を超越した「商売・商売」には、エセ人道は存
在せず、自己責任による「選択の自由」が与えられるべき・・・。
で、対立する上院議員というエセ人道と商売に徹する広報マン。
という対立軸と、広報マンも親でありと親子の物語も挿入して、
地味なストーリーにより社会性を、その上「死の商品」の酒とガン
の人達も加えれば、とってもブラックな会話も飛び出して・・・。
ここでは「情報操作」の手管を駆使して・・・。
そして何より主題が「煙草」のはずが、スクリーンに煙が立ち込めない
苦虫を噛み潰したようなクリント・イーストウッドが葉巻をくわえて、髭ぼ
うぼうの面で見得を切る「煙草のにあうシーン」もない。
と、以前のアメリカ映画には「煙草の煙り」が似合うシーンが多々あった
を思い返せば、「印象操作」に利用されていた側面を見る思い・・・。
ハンフリー・ボガードから煙草を取ったら、チンピラおっさんの「戯れ言」
では、イングリッド・バーグマンも靡かない・・・。
そういったところと相反して、時代が変れば「憩いの一時」も邪悪なもの
へと早代わり・・・。
世相は「煙草・悪」なのだが、それを「健康」と引き換えにして「増税」する
姑息さは、いささか「本音を隠し」ネコを被る不始末ではと思う・・・。
そういった「上辺」だけで語る議員さんには、こういった映画がお奨めかも
何より本音は何処にが、ブラックで笑いに変えてくれる「印象操作」に
あるのだから・・・。
綺麗ごとも疲れるものなのだ。高齢化には「さっさとある年齢になったら
死んでくれ」も、行政運営には隠したい本音だろうから・・・。
故に「私は煙草を吸いつづける」のでありました。
- サンキュー・スモーキング 特別編
- ¥3,591 といったところで、またのお越しを・・・。