無謀運転の末、衝突事故を起こした南朝鮮のコンテナ船の非が確定し始めると、とたんに
情報が途絶し、なんと原因究明を待たずに現リーダーは、配慮を示せと指示と、国民の安全
蔑ろの姿勢を露わにしているが、何よりここでの責任のありどころは操船の責任者、船長に
ありなのだが・・・。
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海上自衛隊の護衛艦「くらま」とコンテナ船の衝突事故で、コンテナ船は前方の貨物船に
約2倍の速度で近づき、追突寸前になっていたことが、第7管区海上保安本部(北九州)
の調べでわかった。
コンテナ船は、貨物船を避けようとして左へ急旋回してほぼ真横を向いた状態になり、
対向する航路を進んできたくらまとぶつかったという。
7管が分析したコンテナ船、貨物船のAIS(船舶自動識別装置)データなどによると、
貨物船は約6ノット(時速11キロ)で東方向へ航行し、コンテナ船はその約2倍の12~
14ノット(同22~26キロ)で進んでいた。
貨物船は、海上保安庁の関門海峡海上交通センターから無線で「コンテナ船が接近している」
として右側へ寄るよう促された。貨物船はかじを切った際に減速し、コンテナ船が追突しそう
になったという。
7管幹部によると、コンテナ船はくらまと衝突した衝撃で停止したが、衝突しなければ
(対向航路を横ぎって)対岸の山口県下関市側に座礁した可能性もあったという。
7管は、コンテナ船の操船に問題があったとの見方を強め、業務上過失往来危険容疑で
乗組員らから事情を聞いている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091029-OYT1T00708.htm?from=main5
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明白な操船ミスと、むしろ積んでいた荷物の危険性を鑑みれば「故意」というものも
視野に入りそう・・・。
もっとも船長は時間に遅れそうとか、スピード狂でどんな海域でもスピード違反とか
乗組員の安全等、全く度外視した「無能の船長」なのかも・・・。
これまでも日本の漁船に「当て逃げしていく南朝鮮の船」なんてのもあったりと、海上交通
マナー違反・・・、まぁ、理解出来る頭脳の問題もありそうだが・・・。
で、無能の船長さんといえば、帆船時代にも悲劇が起きていて「パミール号海難沈没」を
扱った映画なんてのもあった。
「グランド・ストーム」 〇六年ドイツ製作
テレビ用映画を販売。レンタルの会社ってのもあって、思わせぶりなタイトルと
パッケージデザインでなんとか商売を成し遂げる。
良質なものならそれもだが、アルバトロスに代表される「コケオドシ」作品もあり
と、二枚組みのこれは、テレビ企画ものらしく、前半は丹念に新人研修乗組員
やらのこまごまを描いて、尺を延ばす作戦。
でもって、ストもありバラストの重要性も素人同然の船長では、どうにも把握で
きず出航してしまう・・・。
ある種のパニック映画らしいのは後半のみであるが、ここでの無能な船長の
指揮権が結果的に大惨事に繋がってしまう・・・。
船の船長とは、海上にあっては一国の主とおなし責任と権限を有する。
だけにリーダーシップのありようによっては、こんなことも・・・。
何しろ能力もないのに見栄っ張り・・・、海難事故にはこんな人的災害もありと、
なんともコンテナ船の船長さんの操縦技術も、不幸の始まり・・・。
と、リーダーの資質は、とんでもなく高いものと、同じ帆船の海難事故を扱った
映画では、違ったヒューマンな物語もあった。
「白い嵐」 九十六年公開作
こちらの帆船は練習生を乗せて、地球半周の旅に出かけるもの。
だからどちらかといえば練習生視点の物語進行で、船長の厳しさに
最初戸惑いと反発を繰り返すが、徐々に海の恐さ・操船の難しさに
船長の取る態度に尊敬の念を持ち始めると、青春成長物語も加味
して、ラストに控えるパニックへと突き進んでいく・・・。
最後に控えるのが題名になった「白い嵐」の壮絶な嵐、翻弄される帆船と懸命に沈没
から船を守ろうとする船員の奮闘、自然の脅威の前に敢え無く沈没していく帆船。
犠牲者多数、救い出された船長は勿論、海難裁判行き・・・。
練習生の両親の怒りで有罪は確定的・・・、そこに現れる生き残った練習生の船長への
擁護によって・・・。
と、船長の一見冷徹で傲慢な姿勢に反発を覚えていた練習生の研修期間の時間の成
長が「何が正しく、人間の英知をもってしても克服出来ない自然の脅威」を身をもって知
った練習生の言動の成長で船長の姿勢の正しさを認めと、生き死にを経験したものだけ
がその場の葛藤において、思惑も排除して「正々堂々」犠牲者が出たが擁護する正しさ
を身につけた・・・、と、ジェフ・ブリッジスのいかつい顔も頼もしさのものへと変化・・・。
という、昔の帆船事故のニ作品でリーダーの資質の違いが、最大の悲劇を生むという教
訓になってくる・・・。
で、話をコンテナ船に戻すと、面白い記事もあった。
以下のものなのだか、下手な運転、遺伝子が関連かだそうです。
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下手な運転に遺伝子が関係か=米研究
[ワシントン 28日 ロイター] 米カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームが28日、
運転の下手さにDNAが関係しているとの研究結果を発表した。
研究をまとめたスティーブン・クレーマー博士によると、ある特定の遺伝子変異が見られる
人は、そうでない人に比べて、運転テストで20%以上も成績が悪いことが分かったという。
クレーマー博士と研究チームは、遺伝子変異がある7人を含む29人に対し、運転シミュレ
ーターでコースを15周運転してもらうテストを実施。1週間後にもう1度同じテストを行った。
クレーマー博士は、この遺伝子変異が見られる人は最初からミスをすることが多く、時間
の経過とともに習ったことを忘れる傾向も強いと指摘。米国人の約30%がこの変異を持っ
ているという。
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研究者がクレーマーって、なんか出来すぎって思えるのだか、遺伝子変異した人は
時間の経過とともに習ったことを忘れる傾向・・・。
コンテナ船に当てはめると、こういったことも原因かも・・・。
それとも元々、遺伝子異常を来たしていたりして・・・。