下手すれば「世界の顰蹙」を買うカルト認定され、いい加減国益を損ねることに貢献
しそうな立場へと五流の日本マスコミに変わって海外のマスコミが手ぐすね・・・。
さて、日本国民の選択は正しかったか・・・。

日本にはなじみがないサイエントロジィー、一言で言えば「トンデモさん」と一笑にふされる
人の存在だが、思考法の違う人々にとって、いや正常な思考回路からおっパレずれた少数の人々
を揶揄すれば、以下のような記事が誕生する・・・。
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【ワシントン=小川聡】米メディアは、16日に日本の首相に就任する予定の
鳩山民主党代表に注目するが、同代表の幸夫人にも強い関心を払っている。
CNNテレビは4日、「日本の風変わりな新ファーストレディー」のタイトルを付けながら、
幸夫人が著書などで「寝ている間に、私の精神がUFO(未確認飛行物体)に乗って金星に行った」
「私は太陽を食べている」といった発言をしたことがあると、2分半にわたって詳しく紹介。
さらに、東京からのリポートで、「政治ウオッチャーたちは、
日本のファーストファミリーによる非常識な出来事を待ちわびている」とコメントした。
MSNBCテレビも、「日本の次期首相は、『宇宙人』という愛称で呼ばれているが、
夫人の方も自ら宇宙に行ったことがあると主張している」としながら、
夫人が「新風を吹き込んでいる」と好意的に報じた。
夫人の「UFO発言」はAP、ロイター両通信社が配信したため、世界で話題を呼んでいる。
国際会議などで幸夫人の言動に注目が集まることになりそうだ。
9月5日11時52分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090905-00000435-yom-int
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「金星に行った」云々に脳髄反射するのは、この政党「無駄を廃して、手当てやら高速道
路無料」やら出来るとホザイて、「将来的不安」に一応の安心感と、政権与党との違いを
アピールして念願だった「政権交代」にこぎつけた・・・。
しかるにその後は、「無駄がある」と公言した割には、それを提示できずに「予算執行」
にまったをかけると、景気減退を推し進めるかのような、そして上の記事の「トンデモ」
では、世界の注目は経済大国に生まれた「トンデモ無駄時間」政権が、景気の足を引張り
そうな予感・・・。
で、内需拡大という政策では日本はますますデフレ・スバイラルから抜け出せず、国民は
「無駄な浪費」はせず「金星」もののB級映画で「無駄な時間」を過ごすと・・・。
と、無理矢理、映画に引き込む強引さは、出来なければ「謝ればいい」の精神性と相通じ
るいい加減さがピタリ来るから・・・。

「金星怪人ゾンターの襲撃」 六十六年製作
この映画は、下の「金星人、地球を制服」のリメイク版なのだが、これが十年過ぎている
にも拘わらず、何らの進歩もなく以前の脚本どおり・・・。
ただ「金星ガニ」のインパクトを、ゾンターというこれまた今でいう「ゆるキャラ」をさも
恐怖の対象としているから、見ている人は途中からイライラし、そして最後にずっこける。
という、誰もが「無駄な時間」を過ごしてしまった後悔に陥るか、テレビ放映を見ていた人は
スイッチを切ってしまう、あの「死霊の盆踊り」を最後まで見る根気と忍耐強さが要求される
映画だが、日本国民も「根気と忍耐」がこれからも続く限りには、こういった「無駄な時間」
も人生の一つ・・・。という共通点が「何の価値もない」映画にも価値を与える・・・。

「金星人地球を征服」 五十六年制作、テレビ放映後劇場公開
低予算制作に秀でたロジャー・コーマンが製作した「空想科学映画」
今ではカルト人気を誇る「金星カニ」を登場させ、強引なストーリー展開をものともせず
どんどん矛盾をそのままに、さっさ展開し最後は「カニ」対「人間」の対決に持ち込む。
そして低予算の帝王は、エピローグも強引に無敵な怪物も弱点はありと、さっさ始末して
しまって、大笑いのうちに「ジ・エンド」へと持っていく・・・。
完全な「コメディ映画」として、大受けを今では受けているが、出ている人は「スパイ
大作戦」のピーター・グレイブスとか、あのマカロニ・ウェスタンの雄リーバン・クリーフ
がなんと科学者って、あの鷲ッ鼻のいかつい顔が・・・。
この映画、一応人類の現状を憂いて金星人に助けを求めるという「今現在でも通用する」地球
問題もある程度は扱っていて、ただ金星人は「御人好しでなく」侵略者であると。
以後に続く空想科学映画のプロットは出来あがっている。
だけに低予算で「侵略の恐怖」を煽るには、「洗脳」される人間を作り出す。
そしてそこに最先端の技術を誇る金星ならではのロボットも登場させ、脳を支配してしまう。
と、金をかけなくともある程度の思惑を含んだ映画らしくなってくる。
もっともそれがリメイクでは、ただの煽りだけだからとても陳腐になってしまうが・・・。

大人気の「金星カニ」
このデサインはインパクトもあり、秀逸なものとなって大人気を博すが、如何せん気色悪い
ゲテ物の域は出ていない。
にしても造形のアイデアは、以後のクリチャーには影響を与えた・・・。
金星に行った御仁は、きっとこの「金星カニ」と対面したことだろう・・・。
それとも以下の作品のように、行ってみた所、そこには「誰もいない」惑星になっていた
なんてことに・・・。妄想すれば日本人が出ている、それも女性であれば二次元同一化とお
なじ精神性を持ってすれば、以下の映画の登場人物に共感し、妄想を現実と混同しは、「ある
と思います」

「金星ロケット発進す」 六十年公開作
共産圏の国の「空想科学映画」は、共産主義的優しさに満ちていて、平和を取り戻した
地球は、各国が共同して宇宙へと進出して月に基地を置くまでになっていて、諍いもない
平和そのものの時間を共有して、砂漠で発見された隕石解析で、その隕石自体が「記憶装置」
で言語を理解、それが発表されれば「金星ブーム」が巻き起こり、金星に向けて人類の叡智
をかけた「ロケット」を飛ばそうと相成り・・・。
国際色豊かな「乗組員」で一路、金星を目指す。
ソ連・中国・アメリカ・日本・ケニヤとかインドとか、何よりの共産主義花畑的クルーを
乗せて、数多の危機を乗り越え、そして新たに記憶装置の解析により、金星人の目的が明らか
になり、地球侵略・・・、その前に「核攻撃」を仕掛けてくるという内容が・・・。
と、程度問題の緊迫感が新たに生まれ、目的が「物見雄山」から変化して行く。
ただこの映画、共産圏の国らしく当時を思えば「セットには金が掛かっている」。
まぁ、ただ、ポーランド・東ドイツといったところだから、それなりなのだが・・・。
で、金星に到着したクルー、ここのあたりも場当たり的展開をしてしまうのだが、そこは強引
にでも「反核」の思想へと持っていく・・・。
だけにエピローグでは、原爆の犠牲をもたらした国の人は、金星に置き去りにされるが、犠牲
を出した日本は、無事地球に帰還してくる。
そして帰還演説は、「尊い犠牲の上にうんたら」で、説教くさく仕舞いにする・・・。
と、色濃く出ている理想思想・・・。
って、今考えれば「友愛じゃん」と、犠牲も伴う「友愛は優しくない」論にもあっている。
見殺し結構、一部のものだけでも生き延びれば、そこから先が開ける・・・。
と、「金星行った発言」も、きっとこの映画を見て、「友愛の心」に溢れた物語を夢描くと
昔見た映画が、脳内では体験へとすり変わってしまったと、思えなくもない・・・。
ただし、リーダーには「脳内妄想」と「現実」の区別はつけてもらいたいものである。
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といったところで、またのお越しを・・・。