パニックは巨大化がお好き「モンスターアイランド」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

「巨大昆虫の島」とい映画があったかと思うのだが、暇にかまけるとふらりレンタル

屋に趣けば、そこは誇大宣伝にトンデモな臭いを感じ、どうしても手がのびてしまう。

そして配給を見れば、アルバトロスとあれば、それなりの気持ちを持ってそれを再生

出来る。勿論、シリアスさでなく「お笑いパニックもの」として・・・。



流浪の民の囁き-モンスター


http://jp.youtube.com/watch?v=FCF-zMRTB9A

「モンスター・アイランド」 〇四年製作


ハリー・ハウゼンへのオマージュとかだが、ここは少々「小馬鹿」にしているとしか

見えないが、その場面はやはり懐かしく、そしてお笑いの壷は押さえたもので、それ

なり楽しめる出来ではある。

勿論ねパニックとかでなく、そのお粗末な作りのものと、パロッたシーンの出来にである。

カマキリも巨大になると、それなりに怖さを出し何よりオスとメスの対決となれば、いや

この場合は、この映画の精神は「交尾」に重きを人間にも置いているから、そちらのシーン

の後のオスが簡単に「殺される」ところをコミカルに演出と、笑いの変化で見ている人を

飽きさせない。

にしても設定のスター絶叫とか、大音量とかだが英国では評判悪い「カラオケ」でのライブ

ってのは、使われた番組は批判しなかったのか不思議になる。

ちっちいステージに、カラオケの大音量で乗れる「アッパラパー軍団」は、流石に凄い。

そして突如として奴隷にされる現地人が現れる頃になると、アリさんの女王対現地人の女王

が参加した女の子でと、とってつけた設定に、半魚人は姿を現し、そして何よりな島全体の

幼稚園のお絵かき、そこを飛ぶちっちいヘリコプターと、ポンポン蒸気船らしき「お船」と、

さすがアルバトロス、良い買い物をする・・・。

一応の昆虫巨大化の説明は、ここでも軍関係の研究で、ただ一人残るハリー・ハウゼン博士

それが往年のスターと、はれま仕事を選べよ、いやいや「派遣」とかだったら、選ぶほど余裕

はないから、なんでも「やりまっせ」と、敢無く「ありさん」に殺される・・・。

見終われば、笑いが壷で、二度見はない・・・。

ただ暇の時の・・・、には、これも楽しく過ごせる一本である。


モンスターアイランド
¥4,536                         といったところで、またのお越しを・・・。