- 自衛官の論文が、「言論の自由」のあるはずの日本では、メディア・スクラムで
- 「けしからん」と批判の集中攻撃を受けているが、その昔、「アイ・シャル・リターン」
- 「老兵は死なず、消え去るのみ」という名言を吐いた軍人がいた。
- 日本には忘れられない人物ダグラス・マッカーサーである。
- その人をモチーフにしたのが映画「マッカーサー」である。
http://jp.youtube.com/watch?v=Vg-qxo9NP2M
「マッカーサー」 七十八年公開作
この自伝的映画の主役は、グレゴリー・ペックがこの画像と同じようにパンプと
サングラスで「マッカーサー」を演じていて、なかなか似ていた。
この画像はつとに有名な厚木基地に降り立った時のものである。
映画は、フィリピンの敗走から始まり、自分が巣立った士官学校での有名な演
説を交えて、激動の八十二年間を描くもの。
ただこの映画、それなりの金を掛けた大作であったのにも拘わらず、大コケ
に終ったもの。
当時、いろいろヒット作が生み出され、それらに押される・・・、いや、時代が
「マッカーサー」を忘れる時だったのかも、あの「パットン」みたいに、華々しい
戦車軍団を持っているでないから、戦線自体の広がりと指揮系統だけでは
アクション映画としてのまとまりはつきにくい・・・。
で、リンクしたものは使用された音楽がメインで映像がサブ、二本の作品のものです。
大東亜戦争以後は、日本の統治に邁進し、その後、あの自国民同士のいがみ合い
に付き合わされる「朝鮮戦争」が勃発して、その指揮をとることになる。
下の図は、当時の「朝鮮戦争」の経路図。
この戦争に関して言えば、勿論「マッカーサー」は参戦したくなかったが本音で、
ただその時になって日本の戦争参戦を理解するという、皮肉な結果が訪れる泥
沼の他国での戦争、それも南朝鮮の弱さばかり目立ってしまって、軍人としてみ
た場合、アメリカの犠牲に我慢ならず「原爆使用」を提言している。
その発言がきっかけで解任されてしまうのだが、後の「ベトナム参戦」の再びの
過ちを犯すアメリカの履修意欲のなさは、いかがしたものだろう・・・。
というのが、この朝鮮戦争、英語で言えばコリア・ウォーである。
というところで、英語を翻訳すると「朝鮮」が「コリア」なのだから、韓国ってどこの
国って、こともありそうだ。
で、マッカーサーの上陸作戦「仁川」での、マッカーサーの銅像撤去を主張する
人々と、それを阻止する人々の争いの画像が上のものだが、六十年前多大な犠
牲を払い「助けてやった恩人」の像を、撤去する南朝鮮という構図は、「恩知らず
な人々」を物語っている・・・。
もっとも北朝鮮シンパが紛れ込み、煽っているものだろうが・・・、何しろ休戦中で
あるだけで、この半島戦争は継続されているものである。
この経験が、後ほどアメリカに帰ったマッカーサーが議会で証言する言葉に如
実に表れる。それが以下のもの。
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戦況がどうにもならなくて、原爆を使用しようとしたマッカーサーは、昭和26年4月11日、
最高司令官を解任されます。帰国した彼はアメリカ上下院の合同委員会で4月19日か
ら証言をすることになります。有名な「日本は自衛のために立ち上がった」という証言は5
月3日です。やっと彼は日本を理解したのです」。
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こういった発言をしたマッカーサーを思い出せば、あの自衛官の論文、軍人としては正に
「正論」を言っていると感じるのは、私だけなのだろうか。
「言論の自由」はすべての人に公平にあるべきで、またそれを政局に利用はどうかしている。
この論文に反発するのは「特亜」の国、ではアジアの他の国は・・・。
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- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。