以前「アリゲーター」という映画を取上げたが、少しでもヒットすれば亜流が出てくる
世の中では、アリゲーターが巨大化なら、クロコダイルだって同じだのコンセプトの元
イタリアの発想から生まれた作品が、この「キラー・クロコダイル」である。
http://jp.youtube.com/watch?v=jfrB4M364iw&feature=related
「キラー・クロコダイル」 日本未公開作
こういった物語の大概の原因が人間の側にあり、ここでは放射性廃棄物の不法投棄
で、凶暴で巨大化したクロコダイル対人間の壮絶な?戦い・・・。
イタリアらしくラストはバトルとなるのはお約束なのか。
環境保護団体がカリブ海の孤島での、不法投棄を発見してからでだし、そこに不審な
死体が発見され、判事は不明な殺人事件で片付ける・・・。
町の有力者と結託して不法投棄をしていた悪徳・・・、と、巨大化した原因をさられと物語
に嵌め込み、後はアリゲーターの殺戮を、その中にはやはり悪徳の人々は「因果応報」
で、やられてしまう。
そしてそれで留まらずに、環境保護団体の中にも犠牲者が出てくると、主人公はいきり
立ち対決へと・・・。
クロコダイルを悪人にしても成立する物語は、マカロニの風味で主人公の窮地からの機
転が炸裂して、船のプロペラとともに、クロコダイルが大爆発して「めでたし・・・」
だが、次の瞬間、いつの間に生んだか「卵」が・・・。
の、お約束の「続編」への臭いを漂わせて戦いは、人間に凱歌が上がるという代物・・・。
http://jp.youtube.com/watch?v=j6zPZVZIEB8&feature=related
「キラー・クロコダイル 二」 九十年公開作
こちらは上の続編だが、卵から孵化したでなく、もう一匹残っていました。
それが暴れますと、そしてリゾート・ホテルで一山当て込む人間が登場したり、
取材記者が登場して、例のごとく再び惨劇は繰り返される・・・。
続編らしく、前作で格闘を繰り広げた主人公が漫画の主人公宜しくパワーアップ
して、環境保護からどんと離れた異種格闘家みたいに、怨念を漂わせてクロコダ
イルに馬乗りになったりと、物凄い格闘と、そして完全なスーパーマンとなった主
人公は、跳ね飛ばされる刹那、ダイナマイトを空中で受け取り、それを大口を開ける
クロコダイルに投げ込むという超絶な技を駆使して、「めでたし、めでたし・・・」
と、前作の使いまわしの映像も、恥ずかしがらずに堂々つかって一本の映画に仕立
て上げる・・・。 見事なまでのイタリア風味の映画根性・・・。
ハリボテと実物を巧みに?駆使する・・・。
パニック映画は、やはり「笑いが欠かせない」を認識する・・・。
もっとも作っている人たちは、会話以外にそれを潜ませているかは定かではないが。
- キラー・クロコダイル2
- ¥4,536 といったところで、またのお越しを・・・。