自分達は真っ正直にしているつもりでも、どこか既成からはみ出ていて、
人の迷惑になったり、反感を呼んだりで、いつも追われる身になる兄弟の
真っ当に稼ぐ旅に、いつの間にか追う人々が増えていって・・・。
「ブルース・ブラザース」は、既成からおっぱずれた兄弟の笑わせながら
も音楽の楽しさを観客に染み込ませる、そんな映画だった。
http://www.youtube.com/watch?v=QVImeWXWck0&mode=related&search =
アレサ・フランクリンの歌う食堂、ロッキーのアポロがどやされる旦那役には
笑わされる。
http://www.youtube.com/watch?v=Ea9mV9EhPvE
「ソウル・マン」サムとディブのヒット曲、この映画公開でリバイバル・ヒット
http://www.youtube.com/watch?v=l8bKxdPaXVc
「スタンド・バイ・ユァー・マン」カントリー酒場に出演したはいいが、ブルースを演
奏すればブーイングの中、カントリ・ソングを歌う面々
http://www.youtube.com/watch?v=etMjjdxDyAw
ラスト・シーンの「シカゴへの道」
孤児院救済のための二人で行った運動は、最終的にパトカーの集団に追わ
れたり、ナチス・ドイツの狂信者による妨害等を潜り抜けて、現金を届ける。
で、お決まりの違反の累積で、折角出来た刑務所に逆戻りと相成る。
めげない二人は、刑務所でも再び歌い始める・・・。
とブルースというより、リズム&ブルースの大御所、大量出演の黒人礼賛の
映画の趣がある。
これも主演のカナダ人、ジョン・ペルーシ、ダン・エイクロイドのお笑い芸人
だからこそなのだろう。
流石にスティーブン・スピルスバークのお友達ジョン・ランティスが見事なま
でに白人をコケにした映画、やはりユダヤは凄い・・・。
といったところで、またのお越しを・・・。