「いちご白書」は大学生の恋愛が学生運動に絡めて描かれていたが、
この「小さな恋のメロディ」は、なんと小学生の恋愛ものである。
公開日時は同じ七十年の今度はイギリス映画で、子役の二人とも
そのあどけなさと純真な眼差しは、メルヘンを語るのに打って付けだった。
http://www.youtube.com/watch?v=YIUSW5jOJ7Y&mode=related&search =
ビージーズ「メロディ・フェア」
http://www.youtube.com/watch?v=a1Tex7o9470&mode=related&search =
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング「ティーチ・ユアー・ア・チルドレン」
映画における音楽の役割は、殊の外大きく記憶に刷り込まれていくのは
映画の一場面とそこに流れた音楽である。
この映画もやはりそのジンクス通り、印象的なメロディの曲が画面をより
愛らしくする作用をしていた。
特にこれ以後、ディスコ・ミュージックへ進んでしまったビージーズの
「メロディ・フェア」はどこにでもいる平凡な少女を輝かせ、好印象を見ている
客に与えた。
テーマの「初恋」は、最後に大胆な「駆け落ち」騒動シーンでハッピー・エンド
を向かえる。その時のバックに流れるのが「ティーチ・ユァー・チルドレン」の
カントリー風味の味わい深い曲である。作ったのはグラハム・ナッシュで、
「アワー・ハウス」同様に、曲に怒りがなくどちらかといえばイアン・マシューズ
的優しさがある。(ってわからないか・・)、マシューズ・サザン・コムフォートって
バンドの人で、「ウッドストック」の歌を、CSN&Yと比べれば分かると思います。
映画もそうだが、こんな音楽に触れるだけで、郷愁にも似た想いが駆け巡る。
ふと過ぎ去った「初恋」に思いをはせるのもいいかも知れない・・・。
今日はこの辺で・・、 またのお越しを・・・。