サザンオールスターズ「THANK YOU SO MUCH」を聴いて① | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

サザンオールスターズの最新フルアルバム『THANK YOU SO MUCH』を聴きました。

 

ジャケットが雛人形のアップなので、ドキッとしますね。じっくり聴き、思ったことを楽曲の収録順にゆるゆると書いていきます。

 

1曲目は「恋のブギウギナイト」です。アルバムのツカミにふさわしい、ノリノリなディスコ調の楽曲です。小池栄子主演のテレビドラマ『新宿野戦病院』主題歌としてオファーを受け、ドラマの舞台である新宿歌舞伎町からディスコを連想したのでしょう。「もう心はSeventeen」という歌詞から、おじさんが若い頃を思い出して恋の炎を燃やす様子を想像できます。それはミュージックビデオに表れています。

 

2曲目は「ジャンヌ・ダルクによろしく」です。パリ五輪が開催された2024年にTBS系スポーツ2024テーマ曲としてオファーを受けたので、「ジャンヌ・ダルクによろしくね」という歌詞です。桑田佳祐はローリングストーンズっぽい曲として作りながら、ミュージックビデオではエリック・クラプトンのような風貌で出演しています。要はブルースをベースにしたロックンロールなのです。

 

3曲目は「桜、ひらり」です。能登半島地震発生から1年経った2025年1月1日にリリースされ、被災者に寄り添う姿勢を表した楽曲です。歌い出しの「どれくらい」と「どのくらい」が英語のように聴こえます。歌い方によって日本語ロックを成立させたのがサザン=桑田の功績です。「君よ次代に向けて 愛を謳って欲しい 今も君は生きてる」という歌詞に、若い世代に未来への希望を託す熟年世代のサザンのスタンスが表れています。

 

次回へ続きます。

 

サザンオールスターズ Official Site

 

 

 

 

 

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