2月25日(日)、秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)比立内駅にある阿仁比立内がっこステーションで漬物の祭典「がっこ市」が開催されます。
大阿仁地域の漬物名人たちの手作り漬物を入手できる恒例行事です。食品衛生法改正という地方の現場を知らない官僚がこしらえた愚策のせいで手作り漬物の伝統が絶える危機を、法定基準に合致した共同漬物加工所を作ることによって乗り越えようとしています。
比内とりの市、大館アメッコ市、もちっこ市に比べれば歴史が短いであろう、がっこ市を「冬の大館北秋4大市」に含むことに異論反論はあるかもしれません。しかし、どの行事も初めはゼロからスタートし、回を重ねることで歴史を作っていったのです。がっこ市も歴史を作っていきます。百年続くようになれば文句はないでしょう(一青窈「ハナミズキ」か?)。
歴史を作っていくためには手作り漬物の後継者が必要です。その後継者は地元住民だけでなく、移住者であってもいいでしょう。SNS発信をしたり、カフェを開いたりするばかりが移住者の役割ではありません。がっこ移住者もありです。より伝統の味に近づけて高みを目指すというクリエイターとしての面も、その美味しい漬物を売って利益を上げるというビジネスとしての面もある、非常にやりがいのある仕事であるはずです。
そんな移住希望者も、シンプルに美味しい漬物を食べたいという人も、がっこ市においでよ!
阿仁比立内がっこステーションXアカウント
https://twitter.com/gakko_station
阿仁比立内がっこステーションInstagramアカウント
にほんブログ村 秋田県情報に参加しています(よろしければクリックを!)