我が家で作った梅漬けや塩蔵実山椒は、近くの道の駅や直売所で店舗販売されるだけでなく、インターネットのオークションサイトやフリマサイトでネット販売されています。
梅漬けの場合、日本郵便のゆうパックまたはヤマト運輸の宅配便を利用します。そのゆうパックの料金が2023年10月1日に値上げされます。10~200円の値上げです。
塩蔵実山椒の場合、日本郵便のクリックポストを利用します。料金は全国一律185円です。かつてあったヤマト運輸のクロネコメール便の料金は全国一律164円でした。この安価なサービスは信書の送達に利用されるおそれがあり、郵便法に違反するという理由で2015年3月31日に廃止されました。
その代わりにヤマト運輸が始めた「クロネコDM便」は2024年1月末に、「ネコポス」は2024年度末までに終了します。そしてヤマト運輸が集荷業務のみを手掛け、仕分けや配達は日本郵便が行う「クロネコゆうメール」などを始めます。
日本郵便がヤマト運輸からクロネコゆうメールの一部業務を取り込むのは、郵便物の減少という問題があるからです。2022年度の郵便物の引受物数は185億通で、ピーク時の2001年度から3割も減少しているのです。
料金の値上げ、郵便物の減少という事実からは、郵便サービスの低下という結論が導き出されます。「郵政民営化すれば、郵便サービスが良くなる」とか言っていた詐欺師は誰ですか? 責任者出てこい!