サザンオールスターズ「歌えニッポンの空」を聴いて | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

サザンオールスターズの新曲「歌えニッポンの空」を聴きました。

 

サザン45周年の今年、3ヶ月連続発表シングルの第2弾です。「騒ぐ潮風に乗って 『浜降り』の音が あゝ響く場所」という歌詞に、桑田佳祐の故郷である茅ヶ崎の風景が投影されています。

 

曲調は緩やかなラテン調です。サザンのデビュー曲「勝手にシンドバッド」もラテン調の楽曲であること、桑田が監督した映画「稲村ジェーン」で1965年(当時の桑田は9歳)の湘南をラテンミュージックで彩ったことから、サザン(というか桑田)の原点である曲調なのです。

 

曲中の「ありがとう!!」という歌詞を「アリガットォ!!」と、まるで外国語のように発音して歌います。日本語を外国語のように発音して歌うのはサザン(というか桑田)が日本の音楽界に与えた影響の一つです。

 

サザンが「勝手にシンドバッド」より先に作った「茅ヶ崎に背を向けて」の歌い出しは「ほんとうに 今まで ありがとう」です。「ありがとう」という言葉はサザンオールスターズというバンドの第一声と言えます。

 

原点である曲調と歌詞で故郷の風景を歌い、その歌詞がファンへの感謝を表明している本作は、サザン45周年にふさわしい楽曲なのです。

 

サザンオールスターズ45周年特設サイト

 

 

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