どうも。海底に沈んだ自衛隊ヘリの引き揚げに時間がかかったり、北朝鮮からのミサイルの着弾点を把握できなかったりと、日本に軍事的事務処理能力がないのは明らかです。それなのにアメリカから大量のトマホークミサイルを税金で買わされるのです。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『スタークラッシュ』です。
お尋ね者の女海賊ステラ・スターとその相棒アクトンは、パイロットとしての腕を買われ、悪の帝王によって窮地に追い込まれた皇帝に協力することに。帝王の秘密基地を探し出して破壊せよとの命を受け、広大な宇宙へと旅立つステラたちだったが……(映画.comより引用)。1978年製作のアメリカ・イタリア合作映画で、日本劇場未公開作品。監督はルイス・コーツで、出演はキャロライン・マンロー、マージョー・ゴートナー、デヴィッド・ハッセルホフ、ロバート・テシア、ジョー・スピネル、ナディア・カッシーニ、ジャド・ハミルトン、クリストファー・プラマー。
前年に製作された『スター・ウォーズ』のヒットに便乗して作られたSFアクション映画です。西部劇が流行ればマカロニ・ウエスタンを作り出したイタリア映画界らしい仕事です・
この『スター・ウォーズ』パクリ問題については、日本映画界も深作欣二監督の『宇宙からのメッセージ』があるので、あまり強気に出られません。
『スター・ウォーズ』との差異化を図るため、本作は主人公ステラ(キャロライン・マンロー)が肌の露出を多くしたり、アマゾネス軍団を登場させたりとエロ要素を強調しています。イタリア映画らしいアプローチです。
しかし、ストーリーがベタかつ雑だったり、特撮がショボかったりで、『スター・ウォーズ』の素晴らしさを再確認できるだけの結果になっているのです。
★★☆☆☆(2023年4月6日(木)インターネット配信動画で鑑賞)
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