【映画評】ウエストワールド | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。「公金チューチュー」と補助金や助成金の利用に悪いイメージを付けることは、それらを利用しないと持続できない団体や企業を潰すことになります。ひろゆきとその支持者は日本を滅ぼす反日売国奴です。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『ウエストワールド』です。

 

ハイ・テクノロジーを駆使し様々な時代を体験できるた巨大遊園地デロス・ランド。その中の西部世界を再現したセクションで突如ロボットの反乱が起きる(Yahoo!映画より引用)。1973年日本公開作品。監督はマイケル・クライトンで、出演はユル・ブリンナー、リチャード・ベンジャミン、ジェームズ・ブローリン、ノーマン・バートールド、アラン・オッペンハイマー、ヴィクトリア・ショウ。

 

小説家マイケル・クライトンが初監督を務めたSFサスペンス映画です。クライトンは『ジュラシック・パーク』の原作者でもあります。本作のロボットを恐竜に置き換えれば、同作と似たような話になります。

 

ユル・ブリンナーは『荒野の七人』で本人が演じた役をモデルにしたガンマン・ロボット役を演じています。本作における西部劇のアイコン的役割です。

 

ガンマン・ロボットはマーティン(リチャード・ベンジャミン)を殺そうとして執拗に追跡します。マーティンは知恵を使ってガンマン・ロボットを倒しますが、何度も復活して追跡します。無表情で追いかけるガンマン・ロボットの姿はターミネーター』に影響を及ぼしていると思わせます。

 

本作や『ジュラシック・パーク』には、安心安全なはずのレジャー施設が些細なミスによって恐怖の地獄に変わるという共通点があります。これには危機管理の破綻という点で、現実世界にも通じる普遍性があるのです。

 

★★★☆☆(2023年3月17日(金)DVD鑑賞)

 

 

 

 

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