【映画評】血の狂宴 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。いじめがあっても見て見ぬふりをするのは、いじめに加担する行為です。それと同じく、差別があっても無関心でいることは、差別に加担する行為です。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『血の狂宴』です。

 

覆面の殺人鬼がビーチにいる若い女たちを薬漬けにして殺害する。1967年製作のアルゼンチン映画で、日本劇場未公開作品。監督はエミリオ・ヴィエイラで、出演はアルベルト・カンドー、エドゥアルド・ムニョス、リカルド・バウレオ。

 

性の復讐』と同じアルゼンチン製のホラー映画です。レアな作品ですが、Amazon Prime Videoで観ることができました。

 

本作とほぼ同じスタッフが、2年後に『性の復讐』を作りました。それゆえ本作の方が粗削りな出来です。

 

オペラ座の怪人』のような要素を入れていますが、どうにも盛り上がりを欠く展開を見せられます。上映時間70分が長く感じられます。

 

意外だったのは、当時のアルゼンチン映画でも乳首NGだったという事実です。ラテン系の情熱的なノリで開放的であったイメージがあるからです。本作で得られたのは、それくらいのことなのです。

 

☆☆☆☆(2023年1月14日(土)インターネット配信動画で鑑賞)

 

 

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