共同通信発の『地方移転税制、目標の1% 企業の利用、3年で74件』という記事を見つけました。東京にある企業が地方への移転をすると法人税が軽減される優遇税制は、2017年度までの3年間で74件しか利用されなかったそうです。2020年度までに7500件の移転を目指すのが政府目標であるにもかかわらずです。
この政策は国の失敗ですね。法人税軽減という企業にとって「美味しい餌」をぶら下げたのに、ひどく食いつきが悪かったのですから。法人税軽減のメリットより地方移転のデメリットが大きいと多くの企業が判断したのでしょう。
そもそも東京の企業に頼って地方活性化させるいう発想が間違っています。国や地方自治体は東京の企業に頼るより、地元のベンチャー企業を育てることに力を入れるべきです。通信や流通が発達したので、地方の不利は数十年前より小さくなっています。もう東京にこだわっている時代ではないと思いますけどね。
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