
拉致されて一軒家に監禁された見知らぬ9人の男女。生き残った者1人だけが大金を得られるというルールの下、疑心暗鬼に陥った彼らは本性を剥き出しにしていく。2005年製作で、日本劇場未公開作品。監督はスティーヴン・R・モンローで、出演はデニス・ホッパー、ケリー・ブルック、イポリット・ジラルド、スージー・エイミー。
デニス・ホッパーが神父役で出演しています。ホッパーがこれまで演じてきた役や私生活での行状から、聖職者役は最もミスキャストのような気がします。ところが、そんな先入観を裏切るかのように、ホッパーは神父役を卒なくこなしています。本作と同時期に『ランド・オブ・ザ・デッド』において、強欲な権力者の役を演じていたので、その反動で精神的にバランスが取れたのでしょうか。
★★☆☆☆(2019年5月15日(水)DVD鑑賞)
同名のミュージカル映画があるので、お気を付けください。