韓国前最高裁長官を逮捕、徴用工訴訟で職権乱用か
韓国最高裁が徴用工訴訟の判決を不当に遅らせた疑惑をめぐり、韓国の検察は24日未明、韓国最高裁の前長官を逮捕しました。
職権乱用などの疑いで逮捕されたのは、韓国最高裁の前長官、梁承泰(ヤン・スンテ)容疑者(70)で、最高裁長官経験者が逮捕されるのは初めてです。
梁容疑者は、日韓関係の悪化を懸念する朴槿恵(パク・クネ)前政権の意向を受け、すでに逮捕・起訴されている最高裁の所属機関「法院行政処」の前次長らに指示して、徴用工訴訟の判決を不当に遅らせた疑いが持たれています。
検察からの逮捕状請求を受け審査を行っていたソウル中央地裁は、逮捕状を発付した理由について、「犯罪事実の相当部分が疑われ、重大な事案であり、証拠隠滅の恐れがあるため」としています。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、一連の疑惑に対する捜査の推移を見て、日本企業に賠償を命じた確定判決への対応を決める姿勢を示していて、梁容疑者の逮捕は、日韓関係にも影響を与える可能性があります。(24日03:20)
【ここから私の意見】
大統領の意向を忖度した最高裁長官であっても、その大統領であっても法を犯せば、きちんと逮捕するのが韓国です。
総理大臣の意向を忖度した官僚であれば、その総理大臣であれば法を犯しても、逮捕もされず起訴もされないのが日本です。
どちらが法治国家ですか。どちらが近代国家ですか。偏見を捨てて、よく考えてみましょう。
長い物には巻かれろ。寄らば大樹の陰。大名行列が通れば、地べたに頭を擦り付けて土下座していた江戸時代の下々のマインドは、まだ生きているようです。
私はそんな前近代的な三流劣等国家には住みたくありません。変わってほしいし、できれば変えたいです。そのためには、所詮ショボい自分を認めたくない日本人のマウンティング感情に基づく、幼稚な嫌韓の狂熱なんかに呑まれることなく、日々の生活をコツコツと地道に営み続けることで、当たり前のことをやるという大人の正気を保つことが何よりも基本なのです。
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