夏に収穫したハッカを乾燥させ、高濃度アルコール漬けにしておきました。


乾燥させることで嵩(かさ)を減らし、ぎっしりと瓶に詰めたところにアルコールを注入しました。アルコールがハッカの主成分であるメントールを抽出するそうです。


アルコールを絞り出すと、この色です。これは如何にもという感じの色ですね。


肌に塗ってみると、スッとします。これがアルコールの作用なのか、それともメントールの作用なのか分かりません。しばらく置くと、ハッカの青臭さが残るので、これはメントールだと分かります。高濃度アルコールは飲用不可なので、入浴剤や塗布剤、防虫剤として利用できそうです。どれほど効果があるのかを実験し続けます。


しかし、本当は蒸留装置を用いて、市販されているようなハッカ油を作りたいのです。あれならば、メントールをしっかりと抽出できますから。しかし、そのための蒸留装置が最も安い物でも6万円はするので、なかなか踏み切れないでいるのですよ。
ハッカ油はいい値段していますね。