先日の記事で予告したとおり、実山椒の下処理について書きましょう。まず収穫した実山椒があります。約1㎏です。
これを、食塩を加えた熱湯で3分間茹でます。実を軟らかくしたい場合、5~6分間茹でてもいいです。それはお好みに任せます。
熱湯から取り出した実山椒を流水に晒して冷まし、真水に30分間浸してアク抜きをします。アクによるエグみが気になる場合、1~2時間浸してもいいです。それはお好みに任せます。
アク抜きをした実山椒の水気を除けば、下処理は完成です。私は脱水機を使用して、しっかり水気を飛ばします。
下処理が済めば、様々な料理に活用できます。私はフリーザーバッグに詰めて、冷凍保存します。解凍すれば、いつでも加工できますから。
先日の記事にあった、旬外れのハンデを克服する方法は、旬に市場に出荷するのではなく、オールシーズンに自分で加工して販売することです。いわゆる「6次産業化」です。そもそも旬の5月に関西地方の市場で売られた実山椒は、5月中に食べ尽くされるのでしょうか。いいえ、実山椒を購入した者は加工したり、下処理して保存したりするはずです。それならば、私もその方法で勝負するのです。
さて、本日(6月10日)の収穫量は約9㎏になりました。これも下処理しました。一苦労でしたよ。
明日も収穫です。山椒大夫への道は続きます。
先行他社の山椒商品を商品開発の参考にしています。
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