6月に入りました。季節的には夏です。東北地方ではミズという山菜を食べます。
ミズはウワバミソウとも言います。ウワバミ(大蛇)が棲んでいそうな湿気の多い場所に生えるからだそうです。そんな食欲を減退させるようなネーミングは嫌なので、ミズと呼びます。ミズは主に茎の部分を食べます。
刈り取ったミズの薄皮を取り、軽く茹でた後、塩昆布と和えたものです。刻み生姜を入れると、もっと美味しくなります。
シャクシャクとした歯応えの後、口の中でトロトロします。その名のとおり、みずみずしくて夏向きの食材です。これから我が家のみならず、東北の食卓に並ぶでしょう。
ちなみにミズの花言葉は「変わりやすい愛」だそうです。
記事を書くに当たって、このサイトを参考にしました。