今週末11月19日(日)、秋田県秋田市にあるポートタワー・セリオンで「第18回セリオンライブ~リスタでダース祭り~」が行われ、弾き語りミュージシャンちさとが出演します。
このライブには秋田のご当地アイドルグループ「pramo」も出演します。先日、舞台『地方は活性化するか否か』で大館のご当地アイドルグループ「まちあわせハチ公ガールズ」が元pramoの秋本小麦と共演したのに対し、今度は元まちあわせハチ公ガールズのちさとがpramoと同じステージに立つという、何とも面白い現象です。
pramoもまちあわせハチ公ガールズも、ご当地アイドルグループであり、ローカルな存在です。思うに、農産物の地産地消が推進されるように、アイドルやミュージシャンも地産地消の精神で育てるべきではないでしょうか。東京などの都会からアイドルやミュージシャンを地方イベントに呼んだところで、よほどの大物でもない限り、市町村外または県外からのお客さんを大勢集めるのは難しいです。しかも支払った報酬や費用は都会へ流出していき、地元に還元されることはありません。そう考えると、きちんと鑑賞に堪えられるアイドルやミュージシャンを地元で応援して、育てた方が得策だと思うのです。
ローカルだからと言って、地元のお客さんしか集められない内向きな存在であるとは限りません。たった今調べると、ちさと弾き語りTwitterのフォロワー数は568人で、ちさとがライブ映像を発信しているMixChannelでのファン数は1963人です。重複している人数があるとしても、2000人近くは(秋田県外も含めて)ファンがいると考えてもいいでしょう。しかも、まだまだ伸びしろがあります。昔ながらのローカル民謡歌手と異なり、SNSや動画サイトを活用すれば、地元以外へも発信でき、出演する地元イベントへの集客も期待できます。もし海外のファンも獲得すれば、ローカルでありながらグローバルな存在にもなれます。
秋田で地道に活動するちさとが、そんな存在になったら面白いだろうなあと夢見ながら応援する田舎のおっさんです(ちさとの画像は上記イベント告知ページから転載しました)。
