昔、まだシソに名前がついていなかった時代の話です。旅人が道端で倒れました。呼吸はしていないように見え、顔色は白く、指を当てても脈も触れません。皆はそれを見て、行き倒れであると判断しました。いや死んだと思ったのです。
そこに通りかかった一人の僧が、道端にあった紫色の植物の葉をとりました。もんで汁を出し、唇に塗っていると、しだいに口が開き、その口に汁を搾り込んだのです。そうすると、真っ白だった顔に赤味が戻り、脈も触れるようになり、元気になったのです。そこでこの紫色をした植物を「紫色の蘇生させる植物」という意味で、「紫蘇生」と名付けたのです。しかし紫蘇生をもっと簡単にということで、紫蘇=シソになったのです。
その後、時代が過ぎ、紫色のシソも青いシソも効果が同じであることがわかり、色をつけるときや薬として使うときは赤(紫)シソを、色がついてはいけないときや食事のときは青シソを使うようになりました。
だから、夏の朝など元気が出ないときに、海苔の上にご飯を置き、その上に青ジソを千切りにしてマヨネーズと醤油で味をつけたものを置き、端から巻いて食べると元気が回復してきます。これがシソの薬効です。
梅干しはこのシソを青梅の塩漬けに入れて効果を増強したものなのです。
引用元:別冊現代農業2017年4月号「農家が教える梅づくし」
紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。
紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。紫蘇イイ~。
ということで、我が家では赤紫蘇を栽培し、それを加工した塩蔵赤紫蘇の実や梅漬けを作り、近所の道の駅などで販売しています。


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紫蘇パワーで健康に!
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