指原莉乃の“90年代長州力”化 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

指原莉乃、モーニング娘。とのコラボ実現に「史上最高のアイドル」 “いいとも幹事”で芸能界全体を掌握?

 
1月25日発売予定のAKB48の8thアルバム『サムネイル』(キングレコード)に収録される新曲「Get you!」を、指原莉乃とモーニング娘。’17がコラボしたユニット・サシニング娘が担当することが先月25日に明らかとなったのだが、以前からモーニング娘。の大ファンであることを公言している指原なだけに、ファンからは「奇跡のコラボ実現おめでとう!」「まさか、さっしーがモー娘のセンターを張る日が来るとは!」などと、祝福の声が飛び交っている。
 
小学校1年生の頃からモーニング娘。の大ファンであることを公言している指原は、同14日に放送された『2016FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)では、総勢11組116名のアイドルたちが大集結し、コラボメドレーを披露した際、モーニング娘。の曲を、推しメンである佐藤優樹と歌い、「まさに職権乱用。幸せです」と大満足の様子を見せていたのだが、サシニング娘では、その佐藤とWセンターを務めるということで、ネット上では「また職権乱用か」「凄い政治力だな」などといった声が飛び交っている。
 
「今回のコラボについて、モーニング娘。ファンからは『AKBに食い荒らされるぞ!』『何で指原がメインな感じになってるの?』などといった反感の声も少なくないのですが、その一方で、ライバル関係にあるグループの垣根を越え、自分の願いを次々と叶えてしまう指原の政治力に対しては、『もはや一介のアイドルの枠を突き抜けている』『政治力に関してだけいえば、史上最高のアイドルでは?』などと絶賛する声が殺到。昨年7月からは、秋元康、小室哲哉、つんく♂らと肩を並べ、声優やアニメーターを育成する専門学校・代々木アニメーション学院のプロデューサーに就任しているだけに、『もはや、AKB48グループのみならず、アイドル界のドンになっていきそうだな』などといった声も寄せられています」(芸能関係者)
 
指原といえば、アイドルとしての活動のみならず、バラエティ番組でも大活躍しているのだが、先月19日に放送された『SMAP×SMAP』(同)で、人気コーナー・ビストロSMAPにゲスト出演したタモリが、2014年3月まで放送されていた『笑っていいとも!』(同)の月曜日レギュラー陣の同窓会の幹事を、指原が務めていることを明かしたため、ネット上では「アイドル界のみならず、芸能界全体を掌握?」という声も広まっている。
 
「この日の放送では、『笑っていいとも!』で火曜日にレギュラー出演していた中居正広が、“月曜日に同窓会”と聞き間違えたことで、『なんで俺、呼ばれないの?』と不満を漏らしたのですが、これを見ていたらしい指原はすかさず、自身のTwitterに『次からは月曜日会に中居さんを、、笑』とツイート。また、中居が、木曜日レギュラーだったベッキーについても言及し、『ベッキーと俺らいたらすっげー面白くないっすか』と、今年、何かと世間を騒がせたことを引き合いにして、自虐的に語ると、指原は『ベッキーさん、、、中居さん、、、てことはいいとも全体だ!笑』とツイート。『笑っていいとも!』といえば、レギュラーを務めていたタレントは、それぞれが冠番組を持つ大物ばかりなだけに、ネット上では『いいともレギュラー全体をまとめあげたら、指原の政治力はもはや芸能界でトップクラスになるな』『ポスト・和田アキ子?』などといった声が飛び交っています」(同)
 
指原は以前から、SMAPファンであることも常々、公言してきただけに、SMAPメンバーの間に入ってしまった亀裂を修復する仲介役としての活躍を期待する声も寄せられていたが……。
 
転載元:おたぽる
 
【ここから私の意見】
 
以前から指原莉乃を“アイドル版長州力”と定義してきました。その政治力は日々増し続け、とうとうモーニング娘。’17すなわちハロー!プロジェクト(ハロプロ)とのコラボを実現させました。AKBグループとハロプロは、アイドル業界においてライバル団体です。そのコラボを実現させたのは、1995年に新日本プロレス(新日)の現場最高責任者だった長州が、因縁のあったUWFインターナショナル(Uインター)との全面対抗戦を実現し、興行的に大成功を収めたことと似ています。表向きは「全面対抗戦」でしたが、実際は経営状態が悪化していたUインターを、新日が優位的立場から援助した形です。AKBグループとハロプロの勢いを比較すれば、当時の新日とUインターの力関係に重なってしまうのです。
 
転載記事では、指原の政治力を示すエピソードが並べられています。絶頂を極めているかのような指原ですが、昨年末のNHK紅白歌合戦における「夢の紅白選抜」では、NMB48の山本彩に敗れ、2位という結果です。これをもって指原の勢いに陰りが見えたというのは早計です。1990年代の新日で権勢を振るった長州ですが、1992年にグレート・ムタ(武藤敬司)と対戦し、IWGPヘビー級王座を奪取されてからは、タイトル戦線から身を引いています。新日内部で花(IWGP)も実(権力)も手中に収めようと欲張れば、反感を買うのは必至です。リング上で頂点を極めなくても、新日は自分の思うままになるという余裕があったから、チャンピオンの座を明け渡したのです。指原も当時の長州と同じ心境まで上り詰めたのでしょう(それなら1位の山本はムタか? そして5位になったHKT48の宮脇咲良は佐々木健介か?という疑問は、後々の宿題です)。
 
また、90年代の長州は、団体内部だけでなく、プロレスマスコミにも力を及ぼしました。特に全日本プロレスを贔屓する山本隆司(ターザン山本)編集長時代の週刊プロレス(週プロ)との関係は険悪で、新日からの取材拒否通告により、ターザンが週プロから追放されたのは、プロレス界において大きな事件でした(後にターザンが全日から裏金を貰っていた事実を暴露したので、今となっては同情の余地なく追放されて当然という評価です)。この「特定のマスコミと険悪な関係にある」という点は、指原と週刊文春の関係にも当てはまります。かつてアイドルにとって致命的な男性スキャンダルを文春に報道され、AKB48からHKT48に“左遷”された指原は、事あるごとに文春を敵視する発言をします。AKBグループ全体が文春を取材拒否しているも同然なので、指原の側から文春を取材拒否通告することはないでしょうけど。
 
まだ20代前半の指原がアイドル界のドンになれば、業界内からの反発が予想されます。かつてインディーマット界で活躍した“プロレスバカ”剛竜馬が、週プロ誌上で「長州力は独裁者か!?」と噛み付いたことがあります。そのうち、どこかの地下アイドルが「指原莉乃は独裁者か!?」と噛み付きはしないかと、ちょっぴり期待しています。
 
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