能代南中付近に2日連続クマ出没 猟友会が射殺
27日夜にクマが目撃された秋田県能代市河戸川の能代南中学校付近に28日、再びクマが出没した。地元猟友会が同校から南東約1・2キロの田んぼで射殺した。
能代署によると、同日午前8時ごろ、車で通り掛かった男性が同校北側の田んぼにクマがいるのを見つけ、通報した。その後、クマは同校から約300メートル離れた林に入り、猟友会員や署員ら約30人が周辺の警戒に当たった。
能代署によると、同日午前8時ごろ、車で通り掛かった男性が同校北側の田んぼにクマがいるのを見つけ、通報した。その後、クマは同校から約300メートル離れた林に入り、猟友会員や署員ら約30人が周辺の警戒に当たった。
転載元:秋田魁新報電子版
【ここから私の意見】
最近、秋田県内でクマ出没のニュースが相次いでいます。タケノコ採りのシーズンに入った現在、クマとの遭遇は避けなければなりません。私の知っているクマについての知識を紹介するので、役立てるものなら役立ててください。

これはクマさんこと“鉄のゲージツ家”篠原勝之ですね。体格が良く、喧嘩が強かったそうですが、人柄は良さそうです。
クマというと、プーさんやら、リラックマやら、くまモンやら、テッドやらのキャラクターが世に氾濫しているので、優しくて可愛い動物というイメージが定着していますが、無知に基づく誤解です。大人のクマは立ち上がれば体長180cm以上あります。尖った牙もあります。鋭い爪もあります。人間の味を覚えたクマは、人間を頭からバリバリと食べます。クマは恐ろしい猛獣です。
そうは言っても、クマが人間を襲うのは、人間に遭遇してビックリするあまり、逆上して「窮鼠猫を噛む」とばかりに反撃するからです。大きな体ですが、実は小心者です。人間が威嚇して存在感を示せば、恐れをなして逃げて行きます。
クマ対策としては、音の鳴るものを携帯するという手段があります。昔からクマ避けに鈴を身に付けてきましたが、文明社会の現代ならラジオを大音量で鳴らすのも効果的です。山の中なら騒音迷惑だと怒られることはありません。うっかり忘れてしまった場合、大声で歌い続けるしかありませんが、すごく疲れるので止めた方が賢明です。
また、決して一人で山に入らないことも大事です。一対一だとクマが圧倒的有利です。たとえ非力な人間でも複数いれば、数的不利を野生の本能で察知したクマは、争いを避けるでしょう。かつてアントニオ猪木ですら、国際はぐれ軍団(ラッシャー木村、アニマル浜口、寺西勇)との一対三では敗北しましたから、数の力を侮ってはいけません。
それでもクマに遭遇した場合は、刺激して逆上させないことです。

このクマ(切あさ美)も逆上して反撃に転じれば、新婚夫婦や梨園にダメージを与えることができます。
それでもクマと遭遇したくなければ、最も有効な対策は、クマが出没するような田舎に来ず、ずっと都会にいることです。それを言っちゃあ御終いですが。
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