全国各地の成人式を見て思う | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

成人式大荒れ 「なめんじゃねー」拡声器で叫びステージに…警察と一時にらみ合い

 

水戸市の成人式で10日、議事進行の妨害行為や警備員との小競り合いなどが起き、茨城県警本部や水戸署の警察官約20人が駆け付ける騒ぎとなった。式典終了後、騒ぎを起こした新成人らが警備員らに謝罪したこともあり、県警は立件を見送ったが、成人式は終始、大荒れとなった。

成人式は水戸市五軒町の水戸芸術館の広場で開かれ、約1900人が出席。新成人を代表して式典の実行委員長でもある専門学校文化デザイナー学院2年生の古谷(こや)直之さん(20)がステージで「誓いの言葉」を述べているその時、事は起きた。

一部の新成人らがマイクを取り上げ、「おめえがあいさつしてんじゃねえ、このやろー」「なめんじゃねーよ」「みんな、よろしく~」「盛り上がっていこうぜ」などと拡声器で叫びながら、警備員の阻止を振り切ってステージに上がり、妨害行為に出た。

警備員らによって下ろされた後、古谷さんは誓いの言葉を続行し、「僕が話すことが気に入らない方もいると思います。みなさん、しっかりと成人としての自覚をもち、これから社会人としてはばたいていきましょう」と反撃。すると、ステージの下からは「てめーが代表じゃねえ、このやろー」などの罵声が飛んだ。

その後も、ステージの脇に設けられた大型スピーカーの設置台によじ登り、機材を壊し始めるなど、妨害行為はエスカレート。これらの行為を繰り返した面々は焼酎のボトルを会場で飲み続け、酔っ払っていた。

式典が終わると、妨害行為を繰り返した面々と警察官がにらみ合いを展開し、緊張が走ったが、警察官の説得で騒動を起こしたメンバーが警備員らに頭を下げ、事態は収拾した。

 
 
【ここから私の意見】
 
ずっと前から荒れる成人式は問題化し、対策に頭を悩ませる自治体もあります。荒れる新成人は髪型や衣装が派手で、いわゆるヤンキー臭がプンプンします。そんな奴らは、おそらく地元住民でしょう。故郷を出て、成人式のために帰省した者は、恥ずかしくてバカ丸出しの格好はできません。
 
転載記事は茨城県水戸市の成人式で起こった事件です。ああ、都道府県魅力度ランキング最下位を連覇している茨城県ですか。納得ですね。あんなバカどもがウジャウジャいる所など行きたくありませんから。自分たちの愚行が愛する地元の魅力度を下げている一因になっているという自覚はないのでしょうか。
 
ところで、福岡県北九州市の成人式の様子です。
 
暴力団抗争で騒がれる北九州市です。なるほど。そうなる土壌は新成人の段階で培われるのですね。
 
荒れる成人式の問題化は、沖縄県が先駆けです。前述した「荒れる新成人=地元住民」説に立てば、納得できます。本土から遠く離れた沖縄県であれば、地元住民の内的志向化は一層強化されますからね(内的志向化から生じる地元愛の強さが、米軍基地反対の住民意思に繋がっているとも考えられます)。
 
愛する地元で働いて生活するのは大いに結構なことです。しかし、地元外の他者が見たら、どう思うかという想像力を働かせ、自らの行いを省みることができてこそ、本当の大人ではありませんか。荒れる新成人にも、大人しい新成人にも、そのことを心してほしいものです。
 
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