スポーツ選手の取り巻き連中について思う | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

浅田真央に“引退説”浮上も、マスコミが書けないワケ「連盟にとって収益の根幹……」

 
浅田真央に“限界説”が浮上している。フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに出場した浅田が、まさかの最下位に沈んだ。女子SP3位からの逆転を狙ったが、12日のフリーでミスを連発。125.19点と伸び悩み、出場7度目で初めて表彰台を逃した。
 
その後、浅田は「胃腸炎」と診断を受け、エキシビションを欠場し帰国。フィギュア担当記者は「フリーの演技後、ホテルで気分が悪くなったようだ。連戦による疲れや、さまざまなプレッシャーがあったのだろう」と推察する。
 
浅田は演技後「何かが違うんですかね。全部失敗したくない、やらなきゃ、やらなきゃという気持ちが強すぎるのかもしれない。空回りしているのかな」と涙をこらえながら語っていた。
 
女子フィギュアでは“ポスト浅田”に17歳の宮原知子が台頭。GPファイナルで初出場2位という好成績を挙げた。世代交代も進んでいることから、浅田には「限界」「引退」という声もチラホラ聞こえてくるが……。
 
「フィギュア界で、彼女は宝。日本スケート連盟においては、収益の根幹でもある。仮に限界であっても、スポーツ紙はスケート連盟から取材禁止を食らうのが怖いから『引退』の二文字は決して打てない」とはワイドショー関係者。
 
週刊誌も他社の動きをうかがっている状況だ。某週刊誌デスクは「真央ファンは熱狂的で、下手な記事を書くと抗議電話がやまないんです。7月に『週刊新潮』が真央ちゃんの父親が逮捕されていたことを報じた時も、編集部にはファンから『真央ちゃんは関係ないじゃないの!』『ふざけた記事書いてんじゃねぇ!』といった抗議電話が殺到。その日は全く仕事にならなかったとか。不買運動にもつながりかねないので、各社とも慎重になっていますね」と明かす。
 
熱狂的ファンのためにも、浅田には、もうひと花咲かせてもらいたいものだが……。
 
転載元:日刊サイゾー
 
【ここから私の意見】
 
新聞やテレビが「真央ちゃん頑張れ!」という応援一色に染まるのは、転載記事のような事情があるからですね。
 
日本スケート連盟の仕事は、浅田選手に代わる次世代の才能ある選手を発掘し、支援することにあるはずです。そのためには、浅田選手を無理やり引っ張り出すのは、いかがなものでしょうか。収益の根幹だから引退させないのでは、日本スケート連盟は悪質なタカリ屋と一緒ではないですか。
 
熱狂的な真央ファンにも困ったものです。人気漫画が実写化されると知れば、公開される前からネット上で酷評する、熱狂的な原作ファンはいますが、それ以上の行動力と凶暴性です。原作漫画がファンの独占物ではないように、浅田選手も一人の人間であり、ファンの独占物ではありません
 
浅田選手の限界や引き際は、本人が決めるものです。もし衰えが明白であるにもかかわらず、本人が気づいていないようであれば、周囲で教えるのが本当の優しさというものです。日本スケート連盟やファンのために現役生活を無理強いさせるのは、残酷な仕打ちです。
 
かつてメキシコオリンピックでの金メダル獲得を周囲に期待されながら、その期待に応えるためのオーバーワークで故障し、27歳の若さで自ら命を絶ったマラソンランナー、円谷幸吉選手の悲劇の再来は避けなければなりません
 
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