国民をなめくさった政策について | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

携帯電話料金、菅長官「大手3社似た料金は国民から見ても問題」

 
菅官房長官は、総務省が携帯電話料金の引き下げに向けて有識者会議で検討を始めたことを受け、「大手3社が似たような料金を設定しているのは国民から見ても問題だと思う」と述べて、公明正大に議論をしてほしいと注文をつけました。

「特に3社が同じような料金体系というのは、やはり国民から見えても問題があるのではないかなと思いますけども。そういうことについて委員会で審議をしていただければと期待をしています」(菅義偉 官房長官)

また、菅長官は携帯電話料金の家計にしめる負担が年々増大していると指摘した上で、料金設定も大手3社が似たようなプランを出していて、利用者のニーズや利用度の低いユーザーに沿ったものにはなっていないと批判しました。(19日14:23)
 
 
【ここから私の意見】
 
コンビニに行ってペットボトル入りのお茶を買うと、どこのメーカーの物でも同じような価格です。3社どころではありません。お茶以外の商品も、だいたい同じような価格です。これも「やはり国民から見えても問題があるのではないかな」と解していいのでしょうか。
 
橋本龍太郎政権の行政改革や小泉純一郎政権の構造改革も、「官から民」すなわち「市場に任せれば上手くいく」という自由主義的な考えに基づいていたはずです。それが自民党の主流でしょう。携帯電話料金だって民間会社間の競争に任せれば上手くいくのではないですか。
 
ここに来て、政府が民間企業に介入する「統制経済」じみたことをやりだしたのは、安保関連法案で下降した支持率を回復したいからという思惑があるからでしょう。「自民党のおかげで携帯電話料金が安くなったぞ! 安倍様万歳!」と国民が感謝して、安倍自民党支持になびくとでも思っているのです。
 
国民をバカにするな! さっさと国会を開き、安保関連法案について十分な説明(やれんのか?)をしろ!
 
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