「1+1=2」というのは、小学算数の初歩中の初歩であり、これを疑う人はいません。しかし、世間には、この数式が通用しないパターンがあります。
テレビ業界において、視聴率を取ることができる3要素は「子供」「動物」「料理」であるとされています。確かにゴールデンタイムで放送されている番組の多くに、この3要素のいずれかが含まれています。視聴者の興味を引くのでしょう。
だからと言って、3要素全てを合体させた番組となると、例えば「小学生が可愛い子豚を屠って、美味しい子豚料理を作る」という内容になります。これは視聴者が食いつくでしょうか。いいえ、ドン引きです。「残酷だ!」とか「可哀想だ!」とか抗議の電話やメールが殺到します。「1+1+1=3」になるどころか、大きなマイナスになります。
ところで人間の性癖は人それぞれ違います。ある人にとっては性的興奮を感じる物でも、別の人にとっては何も感じない物ということは、よくあります。これが複数の性癖をミックスさせたものとなると、ますます他人にとって理解不能な領域になります。
例えば「デブ専」と「和装フェチ」をミックスさせた性癖だと、その人は相撲取りを見て性的興奮を感じるということになります。そして、その人はNHK大相撲中継を、そんな眼差しで見ていることになります。理解不能な領域です。
こんな前フリで書くのも、どうかと思いますけど、大相撲九月場所開催中です。頑張れ、豪風(北秋田市出身)!
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