信じるか信じないかはあなた次第のTシャツ秘宝館です。
今回は宇宙戦争Tシャツです。

FRONT

BACK
『宇宙戦争』劇場公開時に映画館で購入しました。FRONTにある“WANNA SEE SOMETHING COOL?”を和訳すると、「イカした奴を見たいか~い?」でしょうか。何か、にしおかすみこ調ですね。「あたしだよ!」と自答すべきところです。
BACKにタコ型宇宙人のデザインがあるとおり、『宇宙戦争』はH・G・ウェルズのSF小説を原作にしています。この小説がタコ型宇宙人のイメージを世に定着させたのですから。
『宇宙戦争』原作は、1938年にラジオドラマ化され、それを現実に起こっていると信じた市民がパニックを起こしたという事件もあります。メディア・リテラシーというものを考えさせる話ではあります。日本のマスメディアで宇宙人を扱った有名な事例は、矢追純一のUFO番組です。

矢追純一オフィシャルサイトより転載
主に日本テレビの木曜スペシャル枠で放送されてきた、矢追のUFO番組は、当時の少年少女をオカルト世界に引き込む原因の一つだったと言っても、過言ではありません。そこまでの影響力の根源は、矢追本人から放たれる情念、というか怪電波でしょう。矢追のオフィシャルサイトにあるプロフィール欄には、「7月17日[ノアの箱舟がトルコのアララト山に漂着した日、つまり人類の始まりの日]生まれ。かに座。」とあります。「カッコの中、要るか?」という謎を投げかけています。仮に私が「7月21日[船越英一郎、はるな愛と同じ誕生日]生まれ。かに座」と自己紹介しても、それとレベルが違います。
UFO及び超能力番組を作り続けた矢追は中央大学卒。同じ中央大学OBには、“霊界の宣伝マン”丹波哲郎がいます。UFO、超能力、心霊とオカルトの主要分野に人材を輩出する中央大学は凄いですね。まあ、テレビドラマ『トリック』で超常現象を否定する物理学者役を演じた、阿部寛も中央大学OBなのですけど。

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