【映画評】白いドレスの女 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

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激しい暑さにむせぶフロリダを舞台に、謎めいた女と出会った若い弁護士が遺産相続を背景にした恐ろしい罠にまきこまれてゆく姿を描く(映画.comより引用)。1982年日本公開作品。監督はローレンス・カスダンで、出演はウィリアム・ハート、キャスリーン・ターナー、リチャード・クレンナ、ミッキー・ローク。
 
男を破滅に導く魔性の女、ファム・ファタール物です。テレビの2時間ドラマでは、ありがちな題材です。真夏のフロリダが舞台なので、暑苦しさが伝わってきます。ハートがシャツの脇に大きな汗染みを作っているシーンは、NHKの有働由美子アナウンサーもびっくりするでしょう。
 
本作で魔性の女を演じるターナーは、1980年代のメジャー作品で主役を張れる人気女優でした。最近はどうしているのでしょうか?
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2011年頃のキャスリーン・ターナーさん
 
……見なかったことにしましょう。
 
若い頃のロークも出演しています。線は細いですが、不敵な雰囲気は今と変わりません。猫パンチ事件など様々なトラブルを経て、『レスラー』で見せた深みに至るまでの現在の姿と比べると、ターナーとは異なる感慨があります。
 
エロティック・サスペンスという割に、性描写も残虐描写も大したことはないので、さらっと流せる作品だと思います。
 
★★☆☆☆(2015年1月31日(土)DVD鑑賞)
 

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