環境問題を考える理由 | 圭一ブログ

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圭一のブログです。1984年宮崎県生まれ

地球の環境をよくしたい、ということは一体どういうことなのでしょう。

何が本当に「よいこと」なのかという話は置いておいて。


プロジェクトXで、車の排気ガスを綺麗にすることに取り組んだ人は

「子供に青い空を残したい」と。

アメリカの先住民族は

「この土地は七代あとの子孫から借りている」と。


高度経済成長の時代、人々は便利な生活、

安定したシステムを手に入れることが正しいことだと、

幸せなことだと信じていたのではないでしょうか。


現在、それは決して全て正しかったわけではなかったと

多くの人が思っています。


しかし環境問題をめぐる、現在の人々の行動、考えは

必ずしも正しいのでしょうか。


三十年後には、多くの人が

「持続可能」というキーワード、それに基いた行動、考えは

全て正しかったわけではなかった、と思っているような

そんな時代になっている可能性は十分にあると思います。


それでも人間は、今できることを、その時歴史が求めていることを

一生懸命するしかないんでしょうね。


七代あとって、大体二百年後くらいでしょうか。


昔の豊かな人は、ピラミッドとか古墳とか、自分の生きた証を

残すためにでかい墓をつくったそうです。


文字や紙などが発達した今では、私たちは

千年以上前の人でも、名前、生き様、功績を知ることが出来ます。


人が残すことが出来るのはモノ、テクノロジー、物語、音楽、芸術など。

でもそれも全部、地球があってこそだ、ということもできます。

地球を残すということが、最も確かなことだというのは

問題に対する最もソツのない答えの一つだと思います。


答えは無数にあると思いますが、みんなはどんな答えを持っているのでしょうか。