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私は野球少年でしたので、プロレスにはあまり興味がありませんでした。
しかし、ジャイアント馬場やアントニオ猪木など、人気レスラーの試合はテレビでよく見ていました。
ですので、昭和51年6月26日に行われた、アントニオ猪木と、ボクシング世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリの「格闘技世界一決定戦」もテレビで見ました。
この試合で一番話題になったのは、後に「アリキック」と言われるようになった猪木の技、スライディングから足を狙ったローキック、さらに寝転がってアリの足をけり続ける戦法なんですね。
この戦い方がとても斬新だったので、当時小学6年生だった私たちがプロレスごっこをする時は、猪木の真似をするのが定番になっていました。
そんなある日、私はクラスメイトのA君の家に遊びに行きました。
A君の家は、新築したばかりの素敵なお宅です。
しばらくの間、2階にあるA君の部屋で、本棚にあった「侍ジャイアンツ」や「アストロ球団」のコミックを読んだり、当時ブームだったオセロゲームをしたりと、しばらくは静かに遊んでいましたが、元気が有り余った男の子2人ですから、そのうち当然のようにプロレスごっこが始まりますよね。
そして、私が「アリキック」をするのですが、逃げるA君を追いかけているときに、ふと、空いているドアの向こうの壁の下部に空間があることに気が付きました。
「あれ、何?」ってA君に聞くと、「外の空気を入れるところなのかよくわからないけど、空いてるんだ。」とのことで、私は、人が寝転がれば入れるくらいのそのスペースに「アリキック」の姿勢で入ってみることにしました。
スライディングからのアリキックで、見事、中に入ることができ、周りを見渡してみましたが、特に何かがあるところでもありませんでしたので、さて戻ろうとした、その瞬間・・・
「バキンッ!!」という大きな音とともに、天井板が破れ、私はそのまま1階に落下してしまったのです!!
しかも、キッチンでおやつの準備をしてくれていたA君のお母さんの目の前に!!
私自身、あまりの出来事にその後のことはよく覚えていませんが、翌日、母と一緒にケーキを持って謝りに行った時に、A君のお母さんから「うちのダンナ、大工だから気にしないで。」と言われたことは今でも鮮明に覚えています。
そして、それから7年後、猪木が「ハルク・ホーガン」にKOされ、再起不能かと言われていた頃、偶然、私は柴又駅の近くで、政治家の応援活動をしていたアントニオ猪木と会いました。
19歳になっていた私よりも頭一つ分大きいでしょうか、とても大きな人でした。握手を求めたら快く応じてくれ、「頑張ってください。応援しています。」と伝えたら、「はい。頑張りますよ。」とニッコリと答えてくれました。
その後、見事に復活して、さらに10年以上現役を続け、同時に国会議員として政治界でも活躍されたことは皆さんご存知のことでしょう。
そして、自身のYouTubeで配信されていますが、現在入院中で、手術をして病気と闘われています。
「燃える闘魂」の猪木さんのことですから、病気に打ち勝って、また元気な姿を私たちの前に見せてくれることと思います。
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