またまたTULALAスタッフのやまたんと同行。
フィールドテスターは、
フィールドに出てテストしてこそ！を実践し続ける本物のテスターだ。
現在進行中のメバルロッド。
我々が、欲しくてたまらなかった・・・対モンスター用の長尺闇磯仕様。
細かいスペックは控えるが、パワフルで飛距離も伸び
何よりライントラブルが皆無。
シーズンも終盤になり、メバルが沈んでしまっている今、
とにかく尺前後の魚を掛けないと始まらない。
今夜は、徹底的に本気で捕りにいく。
一ヵ所目、思った通りにライズはあるものの
表層に定位している気配はない。
事前情報では、バチがベイトになっているとの由。
沈めて沈めて根掛り寸前まで沈めて底から一気にハイスピードリトリーブ。
アタリが無ければテンションを保ったままフォール。
ティップが静かに入る。
すぐにそれなりのサイズと察知して瞬発アワセ。
綺麗に弧を描くベリーに、「うん、いいねー！」と思いつつゴリ巻！
数匹の中型と２つの泣き尺を釣ってみてもう少し・・・の部分も見えてきた。
２８．５ｃｍ、２９．５ｃｍのダブルブツ持ち。
まだまだイケそうな雰囲気はあったのだが、ここで本命ポイントへ移動。
やまたんは、下げで機能するポイントへ・・・
私は、前回地形を頭に叩き込んだ場所へ・・・
それぞれに分かれる。
先ずはシャローからチェックするが、やはりここでも魚は沈んでいるようだ。
となれば・・・
ボックスの中に２つだけ入れてある３ｇのメタルジグを使って
底を取ってから浮かせて狙ってみる。
ジャングルジムジュピター３ｇ
幅広ボディが水を受けヒラヒラスローフォール！
魚にしっかりアピールし喰わせの間を与える。
リフト＆フォール、トゥイッチ後のフォールやタダ巻きでも使える万能形状。
フロントダブルアシストでフッキング率ＵＰ！
ジャコイチでミニマムメタルジグの先駆けとして一時代を築いたジャングルジムが
満を持して市場に送り込んだスローフォール系のメタルジグ。
ラインナップは３，５，７ｇ
メバルには３ｇ標準で深場で５ｇ、激流で７ｇといったところか？
今までにも２０ｇ以上の幅広メタルジグは多く存在したが、
ことメバル用で美味しいサイズ感の３ｇの幅広ジグは無かったのでは？
ピンときたのでこれを使ってみた。
ハマった・・・
２７ｃｍクラス、２５ｃｍ、２０ｃｍクラス数匹。
ただ、２７ｃｍぐらいでは、TULALAさんのロッドのテストにはならない。
もう一回り大きいサイズを掛けてみたい。
少し、ポジションを移動して上流側から流し込める位置に陣取り足場も確保。
掛けても不安定な体制では捕れないので気をつかう・・・
一度、底を取りジュピターのスローな特性を利用してフラフラっと壁際であろう場所を巻き上げると・・・
居た・・・
アタリを軽快に拾い、
アワセを的確に伝達、
気持ちいいカーブで弧を描き、
主導権を与えずにブッコ抜く。
後半戦のマックス３０．５ｃｍ
３ｍほどゴボウ抜き。
より実用的に、より快適に、そして夢を追いかけるアングラーにこそ使って欲しいロッドとなるはずだ。
やまたんのご厚意により、数本のプロトを触らせていただき
実際に魚も沢山掛けてみたが、夢の詰まったロッドとなるだろう。