オイカワ、カワムツのフライフィッシング【1番タックルで狙う里川の小物達】 | メバル狂い ソルトマスターメバリング日記

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北部九州でのメバリング日記です

ハンドメイドルアーやフライまで作ってます
何故、メバリングにプラグなのか?
その答えを綴っていきます

ゴールデンウィーク、皆様いかがでしたか?長いようであっという間の休みだったのでは?
この期間、里川でオイカワやカワムツを1番タックルのフライで狙ってきました。

 

 

フライフィッシングは、ロッドとライン、リールに番手があり

1番(繊細で小物向き)~15番(パワフルで大物向き)と段階表示してあります。

 

例えば、メバルだと5~6番、チヌあたりだと6番、シーバスで8番くらいのタックルで揃えるのが一般的です。

 

中でも1番タックルは柔らかく風に弱いが小さな魚を弾いたり、飛ばすことなく釣り上げることができます。

 

ここ数年、静かなブームが加速しているオイカワ、カワムツ。

 

 

そのアタリは、マメアジより繊細であり

少しでも強くあわせると魚が飛んできてしまいます。

 

連休前に、オイカワロッドではスタンダードなティムコさんのユーフレックス・オイカワスペシャルを購入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8ftの1番です。

8ftという長さはオイカワでは長尺になりますが、比較的ひらけた場所が多い事、

そして飛距離が欲しいこと。

 

この2つで長尺の1番にしました。

 

 

 

表示は2~3番ですが、直径が小さく1番ラインのハーフカットでも充分軽く使いやすい。

 

旧マーキスを持っている方は、大きく変更された点を見て頂きたい。

 

・アウトスプール

・ドラグノブの金属化

・真鍮リベット

 

そして軽量化されていて、

まさにオイカワの為に生まれ変わったのでは?と思えるほど。

 

どことなくチープに見えていたプラパーツが金属になって

美しきハーディのリールに相応しくなったと思います。

 

では、まず・・・連休初日の模様をご覧ください。

 

民家の周りでお手軽にフライフィッシングが始められる。

初日は、メバルのナイトゲームのあと

少し仮眠して朝マヅメ。

 

かなり下流部に入り様子をみましたが、

バッテリーの準備をしておらず、

40分ほど動画をとったところでバス狙いのルアーマンが増えて一端帰宅。

 

バッテリーを充電しつつ、私もゆっくり寝て充電(笑)

夕マヅメ時間に上流部に入りました。

 

すでに見たかった婚姻色のオスも数匹釣れて

ほぼ毎キャストアタリが出る入れ食い状態。

 

アタリの割にフッキングしにくいので、そこがまたアツくなります。

 

 

 

そして2日目

前日、購入したてのタックルにも慣れ

少しはフッキング率も高くなりました。

 

前日入ったポイントを少し丁寧に調査してみると・・・

どこも沢山の魚。

 

美しいオイカワ、カワムツが迎えてくれたのだけど、

特に、韋駄天と呼ばれるオスの婚姻色のくっきり出た個体は、

美しすぎます。

 

 

オイカワを狙うのに難しいことは無いのだけれど・・・

あえてテクニカルな事を言うなら

 

・ダウンもしくはダウンクロスに投げる

・流す最中もラインが極力真っ直ぐになるようメンディングする

・水面が鏡のような時はフロータントでしっかり浮かせる

・ニンフ等はスイング釣法が強い

・流すだけでなくメリハリを付けたリトリーブで反射的にヒットさせる

・フライを動かすリトリーブのあと、アワセに通ずるリトリーブを入れる

・ロッドはラインに対して垂直に構えることでアタリを弾きにくい

 

2日間でこれだけのことが分かりました。

 

私が釣りに夢中になった小学生のころ、

ルアーとフライはフィフティーな関係でしたが、

いつの間にかフライマンの減少傾向と高齢化(私もその一人)が進んできました。

 

この記事をきっかけに少しでも業界の活性化につながればと思います。

 

※動画内でリーダー:サンライン清流0.5号となっていますが、

正しくは、ティペットの間違いです。