【帯広】第十次北海道ロングツーリング・3日目【川湯】 | 俺がslowly?

俺がslowly?

赤いH2SXに乗ってあっちこっち行って
景色を眺めたり、飯を食べたり、温泉に入ったことを記録するブログ

帯広の朝

朝風呂で寝汗を流して、北海道限定のソフトカツゲンを極める。

 

ホテルの朝飯はこの後の予定も考えて、実家の朝食と似たフルーツ系を選んだ。

おかわり自由のホッカホカなクロワッサンが美味かった。

 

 

対面ホテルのハーレー軍団のドロドロ音を見送ってからの、のんびり出発で向かった先は帯広の六花亭(開店時間ジャスト)

 

賞味期限3時間のサクサクをせずに帯広を離れることなどできない。

(融けてしまうからアイスサンドはもっと早いか)

 

店内にイートインスペースはあるが、コロナの影響で去年から今まで提供していた珈琲がなくなってしまったため、今回はお持ち帰りボックスに入れて貰った。

 

バイクに一旦括り付けて、近くにあるブンブンまで全力ダッシュで珈琲を買いに行く。

(流石、六花亭。持ち帰りボックスまでオシャレである)

 

 

アーケードにあるベンチに座って、スイーツタイムを堪能。

 

やはりサクサクパイを含めて、六花亭のスイーツは美味い。

帯広名物の豚丼は見送ってもこれは見送れない。

 

 

そして、やはり今年も『ちょっと足りない。もう少し食べたいなぁ・・・』と思ったが

それは来年までとっておくことにした。

 

 

帯広やや上の音更で給油。

相変わらず、自前の油田でも持ってるんじゃないかという安さ(10/9現在ハイオクが170円/ℓに届きそう)

 

プリカ価格のレギュラーよりカード支払いのハイオクの方が安い

最早、理解不能。

 

 

北上していき、昨日寄った道の駅で昨夜消費した分のポテチを再び購入。

 

昨日食べた、なにか変わった不思議な味のソフトクリームはシーベリー。

 

 

雲が厚かったためナイタイ高原には寄らず、国道241号線を北東へ進み道の駅あしょろ

 

街の英雄である松山千春が祭られている。

『大空と大地の中で』が流れるボタンは無反応で残念。

 

 

足寄の街を出たあたりから、いよいよ北海道の田舎道に入り始める。

 

ひたすら信号もなく、交通量も少ない

イイ感じのカーブと直線を駆け抜ける

これが広大な北海道

こんな良い道で目を△w△にして走る必要なんてない

 

という感じの走行動画↑

阿寒湖にあるアイヌコタンまで好きな音楽を聴きながら、のんびりと快走。

 

IMGと北海道で最後に泊まったホテル、そしてその対面にある土産物屋に寄る。

 

 

アイヌ文様が入った木彫りキーホルダーを選定。

同じ種類でも微妙に違いがあって味がある。

 

 

選定の最中にパニア後部についている、第4次で購入したオオカミと第8次で購入した馬の磨きとニス塗りをしてもらった。

 

Ninja1000から受け継いだ6年物の狼は日差しと風雨に晒されて完全に色が落ちている(経年劣化具合が実にシブい)

2年物の馬はまだまだ若い

 

この旅が終わったら、新たに今回選定したモノを付ける。

 

阿寒湖の湖と左右の雌雄岳

 

 

阿寒湖から、まだ走ったことのない津別峠へ

 

道中の『大型車は通れません』の看板が不安だったが

やや狭い箇所はあるものの、路面状況も悪くない、交通量もないため走りやすい部類だった

(むしろ警戒すべきなのは対向のクルマではなく飛び出しなどのシカ)

 

 

広大な景色

曇天なのが実に惜しい

 

 

後も延々と続く森と山。

 

普段、カネのためと利便性のために人まみれの都内で生活している反動で

こういう素晴らしい景色の場所に自分しかいない静かな状況というのが、俺はとても好き。

 

 

道路上にいたシカをフォーンでどかして津別峠を下り、美幌峠へ。

 

 

 

ブーツなバイク海苔は『そっち』ではなく、草むらとガレを越えて『こっち』を登る。

 

 

苦労の甲斐があって、湖が『こっち』の方が近い(他人もいないしな)

 

湖の湖面が風でざわざわと、なんとも言えない表情。

 

先の津別峠と美幌峠道と合わさって、曇天なのが実に惜しい。

 

 

 

2年前の第8次は晴天

晴天時は湖面が空を映す鏡面となる

 

道北と道東を交互にまわると1/730日(365日*2年毎)

 

だからこそ価値があるのだというのも分かる

 

 

美幌峠を下りて、猫のいるセイコマで買い出しを済ませ

屈斜路湖と摩周湖の狭間にある川湯温泉街の宿へ。

 

 

着陣。

コロナの影響で、本日を含めて和室の部屋は先に布団が敷かれているスタイルになっていた。

 

飯の間に隠密・布団敷は、まぁ気を遣うので一人旅ならコレはコレでヨシ。

 

 

硫黄山の成分が溶け出した強酸性の温泉風呂で身体の疲れを癒す。

 

いや、強すぎでビッシビシ身体に響く。

この強さは蔵王温泉以上。

 

 

近くにある硫黄山は木も自生できない地。

そりゃこんなのが溶け出した湯ともなればビッシビシなのは必定である。

(参考写真:第8次)

 

 

晩飯は摩周豚丼を持ち帰りを予定していたが、昨日買ったセイコマのカツ丼が残っていたので此方をいただく。

セイコマのカツ丼は美味いのだ。

 

 

時折、見える満月を眺めながらの酒と強酸の温泉を何度か往復して、就寝。