余寒が厳しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。新潟では寒波のせいか凍てつく風が連日続いてますね。体調管理には充分気をつけていたのですが最近風邪気味に…σ(^_^;)仕事も繁忙期のピークが過ぎホッとひと息したのもあるのか…？ とはいえ、まだまだ繁忙期の最中！倒れるわけにはいきませんからね！改めて気を引き締めたいと思いますd(￣ ￣)！
余談はさておき、前回の記事に書いたphショック事件？正直それが原因だとは断言出来ませんが、恐れていた二次災害が発生しちゃいましたm(_ _)m
恐れていた二次災害とはタイトルに書いた通り拒食です。この手の症状は魚病薬が存在しませんから厄介ですね。私がまだビギナーの時はとにかく拒食には苦悩しました。ハッキリとした対処方法はありませんが、経験の中で拒食に陥った時に100%近く完治させる方法を見つけました。ただ、これは誰から教わったものでは無く完全に我流なので保証は出来ません。とは言え記録は記録なので書き記したいと思います。
まず必ずと言っていいほど拒食の原因はストレスから来ます。病気、内臓障害、糞詰まり、水質悪化、仲間との強弱関係、外的要因である光、振動、刺激など様々な要因からストレスが生まれます。ただしこれには個体差があり、上から三つは抜きとしてそこそこ気が強く平気なディスカスであれば、ある程度気にせず餌をバクバク食べてくれますが、逆に気の弱いディスカスは少しずつ少食になり、やがて拒食へとなります。
そんなことはディスカス飼ってれば誰でも分かる事なのでそろそろ対処方法に移ります。まず用意して頂きたい物は『新聞紙』
この時、新聞紙は二枚に重ねて貼ると◎
新聞紙は光を通しますので一枚ですと明る過ぎるので二枚重ねのある程度仲間の識別が出来るくらいが丁度良いです。この反面&新聞紙二枚重ねが色々試した中で一番効果的でした。
私はディスカスを見て何か調子が悪いな～と感じた時は迷わず岩塩をガシッと鷲掴み一杯を水槽へ投入し経過を見ます。治療というより浸透圧の調整とミネラルの補給の意味で使ってます。粗塩でも全く問題ないですが岩塩の方が粗塩よりもミネラル分が多い事から岩塩を選んでます。
あとは水温を30℃に上げエアレーションを多めにし3日間の断食！
エアレーションはボコボコと水面が波立つくらい上げて下さい。
水温とエアレーションを上げる事で代謝を上げます。断食を3日間することによって胃の中を空っぽにさせ腸に溜まった糞を全部出し切らせます。もちろん白糞や半透明の糞も全て！拒食になったディスカスってこれをしっかりしないと直ぐに再発し慢性化するので要注意！餌を与えないと衰弱するのでは？なんて心配は無用です。既にガリガリでない限り1～2週間くらいやらなくても平気です。ここは治すため！心を鬼にして！(^ー゜)むしろ完全に拒食が治ってないのに餌を与えるのは逆効果ですので。
そして3日後は新聞紙は剥がずにそのままの状態で赤虫を与えて様子を見ます。我先に群がって食べているようなら成功でしょう。本当はいきなり高カロリーなものは与えてはいけないんでしょうけど、私の場合はハンバーグを一欠片入れガチッガチッと音を立て食べてるかどうかで判断してます。（新聞紙で見えづらいので）それに細々と食べてるようでは完治とは言えませんから(^^;;
新聞紙を剥がすのは一週間を過ぎたあたりでいいと思います。
最後にですが、なんだかんだ一番大切なのは早期発見です。ディスカスを正面から見て、目の周りが窪むまで痩せてしまうと完治させるのは極めて難しくなり、正直私の場合、こうなると殆どが数日後には死んでますm(_ _)m強弱関係やいじめが原因で隅に固まって餌を食べないのであれば一時的な隔離や一回り小さい若魚や幼魚水槽へ移動させ、ある意味自信を取り戻させるのが一番手っ取り早いかもしれません。
てな感じで今回もなんとか拒食を脱することができました(^▽^;)軽度だったのが不幸中の幸いかと。ディスカスの拒食に悩める方に少しでも参考になれたら嬉しいです。あくまで参考程度に(*^^*)！