会員のFさんから、作品のご紹介がありました。

 

10〜30人のボランティアによる竹林整備活動に参加されているFさん。

ハードな整備活動の中、参加者の休憩場所がなかったためベンチを設計〜製作。


写真の初号機は、大人の4人がけ程度を想定し、およそ座面長さ1800mm、奥行き450mm、高さ450mmのサイズ。


座面の竹の径が100mm、脚の径は80mm。


ホールソーを使って穴を開けて組み、竹を加工した串(太さ10mm)で接合。

見るからに頑丈そうで、立派なベンチができました。

材は痩せてくるので、ボンドで穴の周囲などを補強して対応しているそうです。


 

 

苦労したのは材の確保と竹串作り。


竹林で伐採した中から十分なサイズが取れる材を選んだり、曲面のある材を串の形に整えるのは、かなりの労力が必要だったそう。

また、そもそも作業台などない中での製作で立ったりしゃがんだり。

3日間ほど太ももが痛かったとか。

 

この後も4台ほど作り、この場所を訪れるハイキング客にも使ってもらうそうです。

苦労した竹串は、治具と電動工具を使って短時間で量産する構想。

次回作が楽しみですね。

ひとまずはお疲れ様でした!

 

(編集M.K. )