去る4月12日(土)、13日(日)の二日間にわたって開催された「第41回削ろう会全国大会 大阪交野大会」。
会員のSさんが13日にメインアリーナを訪問されたとのことで感想を送ってくださいました。
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以前、当会の創立20周年記念事業で登壇していただいた大工棟梁・阿保昭則さん(耕木杜代表)のエントリーを目にしましたので注目しておりました。
詳細は聞き取れなかったのですが、五寸鉋の部で2位入賞されたようです。
3位の方が22μ(ミクロン)だったので、それ以下(薄い)だったと思います。
いずれにしても素晴らしい。
上位者の「削り姿勢」は、「肩からひじ・手(のひら)」が1.8メートル長さに亘ってぴしっと不動のようでした。
もちろん腰も安定していました。
関連出店では、鉋刃砥ぎ治具が興味深かったです。
刃先角度を26度から29度に調整可能とのこと。
治具下側にローラがついていて安定して砥げるそうです。
その他、アリーナ2階に出展していた戸田材木店から、森・人・伝統建築のサイクルを取り戻す取り組みとして、飛騨の「アカマツプロジェクト」についていろいろとお話を伺いました。
実は、関西万博の「大屋根リング」に使われている木材は「オウシュウ赤松」だとか、樹齢が80~100年生が多く非常に素直ということでした。
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その他、ものづくりゾーンであるサブアリーナでは、積み木・木の玉プールや木のジャングルジム、壁塗り体験や箸作りなどなど、家族で楽しめる催しがたくさんありました。
13日は雨模様でしたが、大変盛況の様子で何よりでした。
(編集M.K)