高崎市の中央ぎんざ通り、ここに来るのは、かつてあった映画館「高崎オリオン座」で「タイタニック」を観て以来だ。
アーケードが懐かしい。やはりここもシャッター通りになっていた。
後で知ったが、2003年に閉館したオリオン座がこの先にあり、外観の面影を残し今はカフェになっているらしい。行ってみればよかった。
ぎんざ通りから西に狭い道路を入って直ぐの所。
映画館の高崎電気館がある。
来たのは初めてだ。正に昭和の面影を残す建物。
高崎電気館は大正2年に開業し、現在の建物は昭和41年に建て替えられたもの。
平成13年に閉館したが、平成26年に市有施設として再始動したという。
「トワイライト・ウォリアーズ」、この映画、面白いとの評判を聞いて調べたところ、高崎電気館で上映していると分かり観に来た。
緑のペンキが剥げた感じ、年季が入っている。
遠目に窓口に人がいるのかと思ったが違った。
入場券は2階で買うようだ。
1階には高崎映画祭事務局などが入っている。

シニア料金1100円だったが、コインパーキングの駐車券を提示したら100円引いてくれた。

今は皆シネコンになって快適な座席になったが、昔の映画館はこうだった。客席数256席。
AM11:00からの上映、15人ぐらい入っていただろうか。
最初気が付かなかったが、サモハンキンポーの姿を久々に見た。スパルタンXでの三銃士以来である。
結構な年齢と思うがアクションは健在だった。
精密に再現されたという九龍城のセットとスピード感溢れるカンフーアクションは見応えがあった。
草創期の群馬交響楽団を描いた「ここに泉あり」 毎月1回無料上映会をやっているようだ。
今度、観に来ようかと。
2025.5.23