道祖神祭りは昔は子供会の行事として行われていたが、今は自治会の行事として行われている。今回は祭りの役員として参加しているので、朝8時に集合し準備にとりかかった。

天気は快晴、風は多少あるものの強くなくてよかった。

9時、地区代表の司会で始まった。自治会長などのあいさつがあった後、いよいよ点火だ。

 

先ず、櫓の周りにお清めの酒をまく。

 

代表の三組が松明を持ち三方向から点火する。

 

直ぐに煙が上り始めた。

 

 

緑の杉の葉は油分があるので、パチパチと音をたて勢いよく燃えていく。

 

 

風があるので瞬く間に煙と炎があがり、火の粉が上空に飛んでいく。

 

南に張った縄に火が付きそうなったのではずして移動する。

 

3分ほど経ったところで先端が倒れた。

 

 

 

 
今回は、自治会で70人分の豚汁、フランクフルト、甘酒、お汁粉、日本酒を用意し皆さんに振舞った。
 
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今回は地区代表の発案でくじ引き大会も行われた。子供くじの賞品にはお菓子が、大人くじには商品券が用意され、皆さんに楽しんでいただいた。

 
昔はこのようにミズキの枝に刺した繭玉(米粉を蒸し丸めたもの)を焼いて食べたものだ。この炭火で焼いた繭玉を食べると、この一年風邪をひかないという言い伝えがある。
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お貸頂いた田んぼは元の状態にして返さないといけない。竹を括り付けた杭は焼けずに残っている(文字通り焼け木杭)。残しておくと田おこしの際にトラクターを傷めるし危険だ。

16本を確認しながら掘り起こす。

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そして、金属類も磁石を使って丁寧に取り除く。正月飾りに付いているので各自で取ってから持ち込んでもらいたいものだ。

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今年も200m程離れた田んぼでは、隣の地区が櫓は立てないが松飾などのお焚き上げをやっていた。

 
万一に備え消防車の待機もお願いしている。

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来年も当地区では道祖神祭りを行うことを決定している。

地域の方々の理解と協力があって引き継がれている。

2024.1.14