この木は昨年末、近所の空き家の庭木を業者の方が切っていたので、処分するなら薪にしたいと話して譲ってもらったもの。

適当な長さに切ってから、薪割りをしなければと思っていた。

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手ノコで切っていたが大変なので、本当は良くないだろうが丸ノコでカットした。

このくらいの太さなら大丈夫だ。スパっと切れて時間短縮できた。

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実家にあったヨキを持ってきた。ヨキとは斧のことをいう。地域によって斧をヨキと呼ぶとネットにあった。昔、父親はヨキと呼んでいたので、ようやく腑に落ちた。

柄から抜けてしまった。くさびが必要だ。錆も落としたい。

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木のクサビがカインズで売っていた。こんなものまで商品になっているとは。

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さび落としや、やすりで削ったりしたが、全ては錆を落とせなかった。

因みに、表裏に3本の線が刻まれているが、信仰的な意味があるらしい。

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ついでに、柄を差し込む穴の形には3種類あるらしい。これは、台形の「信州型」と呼ばれるようだ。他に四角の紀州型と丸の土佐型というのがあるらしい。

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柄を付けた部分を、使う前に水に付けておくと、木が水を吸って膨張し刃がより抜けずらくなるが、今回は省略。

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最初のうちは慣れないので、ヨキを振り下ろしても薪に当たらない。

それに、振り子のように上から下せば足先に刃が向かってくる。そんな恐怖があるので、両足を開き振り上げた刃先を上から下に落とすようなイメージで割る。

 

徐々にコツが掴めてきた。一撃で割れるようになってきた。

 

太いのはもっと乾燥してからでないと割れないので後回し。

 

よく乾燥するまでは使えないので、これらは来シーズン用だ。