臨済宗大本山妙心寺。
非常に広大な敷地の中に46の塔頭があり、その中の1つが1404年に建立された、この退藏院です。
上の写真は、茶席大休庵から見た余香苑。
緑の美しい季節になってきましたね。
右手前は藤棚です。満開までには、まだ少し時間がかかりそうでした。
秋は紅葉が美しいお庭。
上の写真右側に見えるのが、紅枝垂桜です。花の盛りは過ぎていても、また別の美しさがありますね。
こちらは、陽の庭。
そして、上の写真は陰の庭。陰と陽、敷砂の色の違いで物事や人の心の二面性を伝えているのだとか。
方丈(本堂)には、室町時代の画僧・如拙が描いた瓢鮎図(ひょうねんず:国宝)の標本が。
ひょうたんでなまずを取ることができるか?
…さて、どんな回答を皆で出しあったのでしょうか。知的な遊びがこの絵の中に詰まっているのだそうですよ。
退藏院では、静けさを十二分に楽しめて、大満足でした。
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