福岡市・中洲川端駅近くに御鎮座の鏡天満宮。
菅原道真公が、大宰府の権師として配流され、博多に上陸した際に、疲れた顔を映したとされる鏡が御神体なのだそうです。
当時、この辺りは博多の渡唐口といわれ、遣唐使が多く行き交い、大陸の文化がさきがけて我が国に上陸したところ。
現在の社殿の近くには唐から帰って伝教大師建立の明王山冷泉寺があったと伝えられています。そして平安時代に入ると平清盛によって袖の湊が築かれ、日宋貿易の玄関口として繁栄したのだとか。
戦火を始めとする災難を乗り越え、博多リバレインというビルが建設されたときに、この地に新しい社殿を建てたのだそうです。
中洲川端のホテルに宿泊し、朝まっすぐ博多駅に向かうつもりが、なんとなく足が向いてみつけたのがこのお宮。
またまた菅原道真公ゆかりの場所にめぐり合い、参拝することができてよかったなぁと思います。
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