女神の歴史3 - ヴィレンドルフのヴィーナス 原始の女神像の最も有名なひとつは、 1908年にオーストリアで発掘された全長約11㎝の「ヴィレンドルフのヴィーナス」で、 2万年から3万年前(旧石器時代)に石に彫られたと推定されています。 この小さな女神像は、見た目は妊娠した豊満な女性のように見えますが、 その像を仰向けにすると山や丘、渓谷といった大地の形をしており、 地球の自然を象徴していて大いなる母の元型とされています。