OSHO曰く、人は七つの身体に分けることができるという。 

それら七つの身体には、それぞれ違った特性と、前もって定められた成長期がある。 
以下は、OSHO講話録『奇跡の探求Ⅱ』に記されている内容を簡単にまとめたものである。 
なお、(※)は私が補足したものである。


★0歳〜7歳/第一身体《肉体》
唯一、肉眼で見ることのできる物理的な体。 
この七年間では、肉体的な身体だけが形づくられる。
(※7歳未満の子供の感情や夢や知能は、すべて肉体である脳の作用ということであろうか。) 

★7歳〜14歳/第二身体《エーテル体》 
肉体を微細化したエネルギー体。 
この七年間で、感情が発達する。 
(※チャクラやナーディはこの身体に存在すると考えられている。) 

★14歳〜21歳/第三身体《アストラル体》 
エーテル体よりさらに微細なエネルギー体。 
この七年間で、理論、思考、知性が発達する。 

★21歳〜28歳/第四身体《メンタル体またはサイキック体》 
エーテル体、アストラル体よりさらに微細なエネルギー体。   
この七年間では、想像力と夢見が発達する。 
第四身体は二十八歳で発達に至り、超常的な意味でのクンダリーニの目覚めを体験する。 
催眠術、テレパシー、透視といった普通ではない経験もこの第四身体の能力である。 

★28歳〜35歳/第五身体《スピリチュアル体》 
霊的な体。 (※霊=非物質的なエネルギー)
この七年間で、アートマン(真我、至高なる自己)が発達する。 
第五身体は三十五歳で発達に至り、解脱(モクシャ)、自由、至福の状態を体験する。 
第四身体でクンダリーニが目覚めてのみ、第五身体へ入っていける。 

★35歳〜42歳/第六身体《コズミック体》 
宇宙と一体化した霊的な体。 
この七年間で、ブラフマン(全一、宇宙意識)が発達する。
第六身体の自然な発達は四十二歳で起こる。
第六身体が完成に至ると、「私」が消え、実存だけが残る状態を体験する。 
第五身体におけるアートマンを超越し、アートマンを手放す覚悟ができたとき、第六身体に入る。 

★42歳〜49歳/第七身体《ニルヴァーナ(涅槃)体》
身体なき体。 
この七年間で、非実存、非存在を理解するに至る。 
第七身体の自然な発達は四十九歳で起こる。 
第七身体が完成に至ると、もはやアートマンもブラフマンも存在しない、ただ「空」だけが残る究極の状態を体験する。 


以上が、OSHOの言う七つの身体である。 

それぞれに7年、合計で49年間をかけて段階的にこれらの身体を発達させていく。 
そのため、50歳という年齢は極めて重要な年だと見なされてきた。

ただし、すべての人が自然に第七身体の成長へ到達できるというわけではない。 
ほとんどの人は第三身体までで成長を止めてしまうため、第四身体の自然な発達には至らない。 
勿論、一度止まってしまった後に第四身体を成長させることも可能であるが、21歳時から年月が経つほど大きな努力や困難を伴う。
第四身体の自然な発達は、それに適した幼少期からの生育環境の結果として起こる。 
子供が25歳になるまでは、しっかり系統だてられた状況を要する。

さて、ツインレイにおいても、この七つの身体のプロセスを辿る。
そして、双方の第六身体が発達に至ったとき、現実世界で両者は出会い、第七身体の成長へと共に入っていくこととなる。

次回は、この辺りについて、もう少し詳しく述べたいと思う。