息子の死を知らされ、原因は多分臍帯の異常だと思うと先生が教えてくれた

はっきりしたことは産んでみたいことには分からないけどね、と付け足して

頭では今起きていることがちゃんと理解できていた

こういう命があるのは動物を扱う仕事をしていて知っていたし、流産だってよくあると聞いていたから懸念して周りに妊娠したことはお腹が大きくなるまで言わなかった

最近胎動ないんだよね〜と旦那に話していたことを思い出す

いつ?

いつ心臓は止まった?

気持ちがついていかなくて、夫に知らせなくちゃと別室に移動した後すぐ電話した

この時間、仕事忙しいだろうな、でるかな、なんて夫の都合を気にしていた

電話口の夫は、私の言葉を聞いてしばらく黙ってから震えた声で「わかった、すぐ行く」とだけ言って電話を切った

看護婦さんがベッドに横になってと言って、冷えたジュースをくれ部屋を出て行ってくれた

病院のアナウンスや子供の声がかすかに聞こえる中、天井をみつめて、学生時代仮病使って保健室に休みに来た時みたいだな〜と思った

だって自分は元気なのだ

痛みも違和感もない

だから午前中仕事していたし、疑問も不安もなく検診にきた

「参ったなぁ」

それしか言葉が出てこなかった