その日はすこし仕事をして午前中のうちに検診に行きたかった

通ってる産婦人科は家から車で30分かかる

遠いな、と思っても行くのは長女を出産した時私に合っているなと感じたからだった

大きな病院なので5.6人の先生がいるが、いつも予約をしてもすこし待つ

ただもう妊娠30週に入る時期だったので予定帝王切開の私は手術日を決めたくて、前回担当してくれた医師を指名したのでいつもより待った

久しぶりに見るT先生は変わらず元気そうでほっとして、ちょっとした雑談で笑った

ベッドに横になりエコーをすると先生の顔が変わったのがわかって、映像を見上げてさらにいつもと違う感じがしてゾッとした

それでも先生の言葉を待ってドキドキしていた

「2週間前の検診は何が言われた?」

「いいえ」

「そうか‥〇〇さん呼んできてもらえる?」

先生が他のスタッフに看護婦さんに来てもらうように指示した後、私の目を見て言った

「画像みて分かっちゃったと思うからいうね。赤ちゃん心臓止まってるんだ」

頭によぎってたことがハッキリ先生の口から言葉になって出てきた

胸が苦しくなって必死に吐いた息と同時に小さく「えっ」と言った

呼ばれた看護婦さんはベテランのようだったけど、私と同じように動揺してて優しい声でどうしてかねぇ、どうしてかねぇって繰り返してくれた

私はただ泣いてて、それでも大声は出せなかった

ここは産婦人科で1枚ドアを挟んだ向こうに検診を待ってる人がいる

期待と不安でいっぱいな彼女たちに聞かせたくなかった











去年私に起きた出来事を振り返るためにブログを始めました

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